私はSEとして働いて今年で9年目です。
IT系の仕事は勉強する事が多く、良いエンジニアになるには、社会人になってからも勉強時間を確保する必要があります。
働きながら勉強時間を確保するのは中々大変です。
私は社会人になってから高度情報などの難易度が高めの資格もいくつか取っているので、社会人の1例としてですが、どうやって勉強時間を確保しているかを書かせて頂きます。
周りの人は相手に時間が無いとは知らない
試験日直前に総務の偉い人が言ってきた事
私が入社して1年目の頃ですが、社内でイベントをやるから、1年目は手伝って欲しいという依頼が総務から来ました。
そのイベントは定時過ぎまで続くため、その日は帰るのも遅くなってしまうと予想できました。
長い物に巻かれるのもやぶさかではないのですが、そのイベントは資格試験の2日前です。
しかも、会社が受験を推奨する資格の2日前です。
私は睡眠時間を削って日々勉強をして来ていたのに、試験の直前に会社のイベントの手伝いでボランティアをしろと…
「何考えてんのー!」と思い、このとき若干総務が嫌いになりました。
通勤中の出来事
通勤中の時間に勉強をされている人も多いのではないでしょうか。
通勤時間中に勉強していてもどかしいのは、職場の人に話しかけられる事です。
凄く集中してテキストを読んでいる時に話かけられると、流石に無視はできないので、心の中で「勉強したいのに~」とモヤモヤしながら雑談をする事になります。
相手も悪気は無いのでしょうが、集中してそうな感じの時には話しかけないでもらえた方が嬉しい時もあります…
客観的に見れば時間はつくれる
あなたがどれくらい真剣に勉強していたとしても、周囲の人からは大して忙しい人だとは思われていない事がほとんどだと思います。
また、その逆に、あなたの知り合い等で忙しくて勉強できないという人がいても「あんた本当にそんなに忙しいの?忙しいと言う割には…」という場合もあるのではないでしょうか。
客観的に見れば、時間が無いと思う場合でも探せば時間を作れる事はあります。
私も昔は社会人なんて勉強時間はほとんど取れないと思ってました。
自分の時間を確保するためにやる事
通勤中の時間を活用するための注意
私が通勤時間中に勉強するために気を付けていた事は以下です。
- 電車が混雑する時間帯はなるべく避ける
- 駅では目立たない位置にいる
満員電車ではテキストを広げるのも難しいので、時間を早めるor遅くして、なるべく空いている電車に乗る様にしています。
また、駅では階段近く等は避けて端の方の車両に乗る様にしています。
階段から遠い場所の方が空いていますし、なるべく目立たない場所にいる事で会社の人から見つからない様にするためです。
もし、話しかけられてしまった場合なのですが、「この問題だけ解きたいんです!」とお願いすると「おう、そうか、頑張れ!」と言って貰えたので、直接交渉するという方法もあります。
通勤中はずっと電車に乗っている訳ではなく、歩いたりもするので、そういった時に雑談する事もできます。
昼休みを活用する
普通の会社では昼休憩が45分程度はあるのではないでしょうか。
自分の席でお昼を取っていれば、そうそう話しかけられる事もないので、自分の好きに時間を使えます。
毎日15分程度でも勉強すると、月~金の間に75分、2週間あれば2時間半も時間がとれます。
これだけあれば普通の本なら1冊は読めます。
平日は帰宅→風呂30分→食事30分→勉強1時間の2時間パック
私も平日の帰宅後にダラダラする時はあります。
ただ、資格の勉強をガチでやっている時には、風呂は30分、食事30分で済ませば1時間位は勉強する時間が確保できるのではないでしょうか。
これなら夜10時に帰ったとしても、11時から12時まで勉強できます。
本やkindleなどの勉強に使える物を持ち歩く
大学生の頃に「できる人は常に本を持ち歩いている」というのを本で読んでから、常にそれを行っています。
待ち合わせ迄のちょっとした時間、病院での待ち時間等、予想外に時間ができてしまう事があります。
そうした時間を有効に活用するために、勉強用の本を持ち歩く事をお勧めします。
今だとkindleやスマホに電子書籍を何冊も入れて置けるので、積極的に利用しています。

まとめ
本記事のまとめです。
- 時間が無いという人は、周りの「時間が無いという人」をイメージしてみるとそうでも無いと気づく場合がある
- 通勤時間、昼休みも活用する
- 平日の帰宅後から、就寝までに2時間あれば1時間は勉強できる
これだけあれば、平日でも1時間30分~2時間程度は勉強できます。
仮に1時間30分できなくても、30分を続ければ、3か月続ければ45時間にもなります。大学の授業が1講座は90分×16回=48時間である事を考えると、約2講座分にもなります。
3年続けると24講座分にもなります。こうなると続けた人とそうでない人で差がつかない訳がありませんし、やる価値は十分にあります。
ご参考になりましたら幸いです。
以上
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