現役SEの厳選1冊!ITパスポートのオススメ参考書・初心者でも独学合格

ITパスポート試験を受けようとされる人は、初めてIPAの情報処理技術者試験を受ける人がほとんどです。

このため、何から勉強し始めればよいか?参考書はどんなものを買えばよいのか?といった疑問をお持ちではないでしょうか。

私はIT系の企業に10年以上勤務しており、情報処理技術者試験の中でも最難関の部類に位置づけられるネットワークスペシャリストやプロジェクトマネージャを保有しています。

 

本記事では、これからITパスポート試験を受ける人に向けて

試験の概要勉強方法お勧めの参考書について書かせて頂きます。

 

 

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ITパスポート資格を持つことのメリット

  • ITの技術やビジネスに関する広範な基礎知識を持っていることが証明できる
  • 特に非IT系の仕事への応募において、自己アピールのネタの1つにできる
  • 組織において、情報セキュリティの意識を高め、情報漏洩の防止に役立てることができる

2019年には家具・インテリア用品で有名なニトリホールディングスでも、全社員にITパスポート資格の取得を推奨するなど、非IT系の企業でも注目される資格です。

今後は、企業に勤める人全員が何かのIT資格を持つようになるかもしれません。

 

 

ITパスポート試験の概要

試験は毎週末受験することができ、オンラインで全国の受験地から希望の試験会場を選んで受験できます。

試験概要は以下です。

項目内容
試験時間120分
出題数小問100問
出題形式四肢択一式
合格率約50%
出題分野ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度
合格基準総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること

総合評価点
600点以上/1,000点(総合評価の満点)

分野別評価点
ストラテジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
テクノロジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)

 

注意したいのが、6割取れれば合格ですが、出題分野毎にも合格基準が決められており、バランスよく点を取る必要があります。

 

どんな問題が出る?過去に出題された問題

問題のイメージを掴めるように、過去問をいくつか紹介します。

 

  • 参考問題1

経営戦略との整合性を確保した全社的な情報システムの整備計画の策定を行うことになった。この活動の責任者として,最も適切な者はどれか。

ア:CIO、イ:CTO、ウ:基幹事業の部門長、エ:情報システム部門の企画担当者

解答を確認する

 

  • 参考問題2

提案依頼書の説明として適切なものはどれか。

ア:依頼元の企業にシステム化の要望を提示するよう依頼することを目的として,発注先のベンダが作成する。

イ:開発内容を正確かつ具体化することを目的として,依頼元の企業と発注先のベンダが共同で作成する。

ウ:発注先の候補となるベンダに具体的なシステム提案を行うよう要求することを目的として,依頼元の企業が作成する。

エ:広く情報を収集しノウハウや知識を蓄積することを目的として,依頼元の企業が作成する。

解答を確認する

 

  • 参考問題3

情報セキュリティ上の脅威であるゼロデイ攻撃の手口を説明したものはどれか。

ア:攻撃開始から24時間以内に,攻撃対象のシステムを停止させる。

イ:潜伏期間がないウイルスによって,感染させた直後に発症させる。

ウ:ソフトウェアの脆弱性への対策が公開される前に,脆弱性を悪用する。

エ:話術や盗み聞きなどによって,他人から機密情報を直ちに入手する。

解答を確認する

 

 

参考書・教科書はいらない?

あった方が良いのは間違いないです。

というのも、ITパスポートはストラテジ系(経営全般)マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の3分野のうち、1分野でも3割取れない分野があると不合格になってしまうからです。

つまりは、全ての分野でバランスよく得点することが大事です。

勉強する際は、分野が偏らない様に、参考書・教科書を使って全分野を満遍なく学習することをお勧めします。

合格率は50%程度なので、油断していると不合格になる試験であるため、ちゃんと対策を行うことをお勧めします。

 

古い参考書を使っても良い?

古い参考書でも合格することは可能かもしれませんが、最新の参考書を使うことをお勧めします。

よく言われる通り、IT業界は変化が速いです。

例えば、2018年頃はクラウドやブロックチェーンが話題になり、2020年はDX(デジタルトランスフォーメーション)が話題になっています。

情報処理技術者試験でも、こうしたIT業界のトレンドを意識しており、およそ半年毎に出題範囲が見直されています。

このため、古い参考書だと、最新の傾向が解説されていないため、他の受験者に比べて不利になってしまいます。

 

 

独学でも合格できる?

受験者はほぼ全員独学のはずです。

ITパスポート試験は、プログラミング試験や実技試験はなく、テキストを覚えさえすれば正解できる問題しか出ません。

このため、独学で合格できる試験です。

 

 

勉強計画の例・勉強方法

情報処理技術者試験でオーソドックスな勉強方法は、↓の方法です。

  1. 最初に参考書を1回通り読む
  2. 参考書を1回通り読んだら、過去問を1回分解く(合格点に達しなくても気にしない)
  3. 再度、参考書を読みながら、過去問を繰り返し解く

毎日2時間程度の勉強時間を取れれば、1カ月程度で合格ラインに到達できると思います。

ITパスポートの参考書はどれも400ページ位なので、2週間(平日は毎日20ページ、土日は毎日50ページの想定)で一通り読めます。

2週間から後は復習として、もう1回程度参考書を読み、過去問は2年分×2,3回分解けば、ほぼ合格ラインには達すると思います。

個人差はあると思うので、参考書を1回読んで、過去問を初めて解いた際に3割程度しか正答できなければ、もう少し勉強量を増やした方が良いです。

 

また、問題演習のポイントですが、過去問を中心に演習するのが効率的です。

理由は、情報処理技術者試験は、過去問をそのままや、改変して出題されることが多いためです。

過去問を解いて、点数が合格点に足らずに不安になるのを嫌がる人もいますが、
情報処理技術者試験は過去問をどれだけ解いたかで合否が分かれると言っても過言ではない試験です。

このため、なるべく早い時期から過去問演習をすると有利に勉強を進めることができます。

 

 

おすすめの参考書はズバリこれ!公式(IPA)にも準拠!

正直な話をしてしまうと、ITパスポート試験の参考書はどれも良くまとまっているので、コレじゃないと合格できないという事はありません。

ただし選ぶ場合は、本書の様に公式(IPA)の最新版のシラバス(要項)に準拠しているもので、過不足なく勉強できる参考書をお勧めします。(因みにですが、IPA自体は試験用参考書を作成していないです。)

 

本書のおすすめポイント!

  1. 試験制度について詳しい解説があり、初めての受験でも安心
  2. 1冊で教科書としての役割と問題演習の両方に使える
  3. 過去問の中でも、似たような問題として何度も出題されているものを掲載してくれており、効率的な対策が可能
  4. 1項目を20~30分程度で読めるようにまとめてくれており、勉強がしやすい

特に3、4は効率的に勉強を進めるうえで重要なポイントです。

 

一通り中身を確認しましたが、各項目ごとに重要用語を表として整理してくれているのが分かり易かったです。

IT系の用語は似たような用語が多くて紛らわしいため、本書の様に項目ごとに表にしてまとめてくれていると、各用語の違いを整理できるので覚えやすくなります。

 

 

その他:IT業界について知りたい人向けの漫画

勉強の気分転換やIT業界についての雰囲気の理解に使える漫画も紹介しておきます。

私も読んでみましたが、あるあると共感できる部分もあって面白かったです。

内容は、ブラック企業よりのIT企業に入社した男性が働きながら学んでいくというストーリーです。

ルータ(ネットワーク機器)の設定等、ITに関する技術的な話(解説)も出てくるので、技術の勉強にもなります。

 

ストーリー中に、上司からの厳しい指摘もありますが、これくらいを想定できていれば、入社後のミスマッチも防げると考えます。

例えば、何も分からないのに仕事を無茶振りされて「分からないなら調べながらやるのがSEの基本よ」と言われる点です。

 

この漫画を読んでしまうと、IT企業に入社するのが不安になってしまう人もいるかもしれませんが、ここまで酷い企業は多くはないので安心して下さい。

 

 

ご参考になりましたら幸いです。

以上

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