「奨学金は繰り上げ返済しない方が良い」?行動経済学をご存知ですか?

奨学金は繰り上げ返済せずに、ゆっくり返した方が得だという話になにか引っかかる所があったので記事を書かせて頂きました。

上からな話になると恐縮なので、今すぐお持ちのスマホかPCモニタを地面に置いた状態で本分をお読みください。下からお話しさせて頂きます。

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行動経済学とは?

まず「行動経済学」を一言で説明すると「人間の行動パターンを考慮した経済学」のことです。

経済学とは、人間は必ず自分の得になるように行動する、という前提があります。

ただ、人間は理屈の上ではどう考えても得なのに、敢えてそれをしない、という事もあります。

損失は利得よりも大きく感じられる

行動経済学の原理の一つとして「損失の方が利得よりも大きく感じられる」というものがあります。

例えば何ですが、道で1万円を拾ったあとに1万円をうっかり無くしてしまうと損をした気分になりませんか?

トータルで見ると±0なのに、何故か損をした方という出来事には強く反応してしまいます。

人間の本能にも関わる話なのですが、「原始の人類の利益」の一つは間違いなく「ウホッ!うまいメシをゲットした!」です。

この「うまいメシ」ですが、原始の人類には冷蔵庫も持ってないし、ろくな保存方法も無いので「食える時に食えるだけ食う」というのがルールです。

なので、一定量以上の「うまいメシ」はゴミ同然であり、逆に、一定量からマイナスされると「食い物の恨み」が発動する訳です。

奨学金の返済にどう関係するか

奨学金の返済を「損失は利得よりも大きく感じられる」という点から考えてみます。

奨学金の返済は「損失」に感じる

上で説明した理屈から言うと、奨学金の返済というのは、一旦得た給料からマイナスされる、という意味で「損失」に感じます。

人間の本能的にはかなり「嫌」な出来事です。

奨学金の繰り上げ返済は狙うべき

奨学金は利率が低いです。銀行の金利とは比べる必要もなく低いです。将来のイベントのために繰り上げ返済なんてする必要が無い、というのは一理あります。

ただ、私としては「繰り上げ返済するつもりで貯金しろ」が正解だと考えます。

なぜ繰り上げ返済するべきか

「損失」が「嫌」ならば、それをモチベーションに貯金すればかなり貯金できるのとは思いませんか?

「奨学金なんて利率低いし、ゆっくり返せばいいや」という人と、「嫌なことからさっさと解放されたい。」という気持ちでは明らかに貯金に対するモチベーションが違います。

たぶん「ゆっくり返せばいいや」派の人は無駄遣いの金額も多くなるでしょう。

なので、自分の本能を味方につけて一旦、貯金をしておいて、実際に繰り上げ返済するかどうかは貯まった後で考えれば良いです。

おわりに

私も結構な額の奨学金を借りていました。が、繰り上げ返済をモチベーションに節制に努めました。

若いうちからつまんない人生だな~、と言われるかもしれませんが、小額でも効率的に使えば人生は楽しめますし、大金を使わないと遊んだ気がしない人よりは恵まれています。

奨学金240万円を繰り上げ返済した私の節約術~その2~

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