30歳で1000万円の貯金がある女性のことを富女子(ふじょし)と呼ぶそうです。
それなら、30歳で1000万円の貯金がある男性は何というのでしょうか?
富男子(ふだんし)? 個人的には富太郎(プータロー)が良いのではないかと考えます。
そんな富女子or富太郎になるには、いったいどの位の年収があれば良いのでしょうか?
もっとも、私はもう30歳超えているので、今からでは富太郎にはなれませんが。。。
30歳で1000万貯めるために必要な年収の算出方法
「一体どのくらい稼いでいれば、30歳で1000万円が貯まるのか?」という疑問に対してアプローチします。
もちろん、年収が同じでも、生活スタイル・消費傾向によって貯金額は変わって来ます。
そこで、逆に考えてみました。
平均的な生活を行った上で、余った金額を貯金すると考えます。
平均的な生活にいくら必要かが分かれば、次の式が出来ます。
(月給) ー(1か月の生活費)=(1か月の貯金額)
仮に、大学を卒業したら22歳から働き始めるので、30歳になるのは約8年後です。
大学院なら24歳から働き始めるので、30歳になるのは約6年後です。
(1か月の貯金額)を12倍して、年間の貯金額に換算し、そこに6or8(年)を掛けて、1000万円を超える様にすればいい訳です。
1か月の生活費の平均はいくらぐらい?
良いデータがありました。「平成26年全国消費実態調査」(総務省統計局)に下のデータがありました。
単身世帯の平成26年10月,11月の消費支出は1世帯当たり1か月平均169,545円であった。
独身者の場合、年齢により必要な生活費はそれ程変わらないため、約17万円が月々の一般的な生活費と仮定します。
月収別の1か月の貯金額の目安
あとの面倒な計算は私がやります。
先ずは、生活費を17万円とした場合、月収(手取り)と月の貯金額は以下の様になります。
月収(手取り) | 18万円 | 20万円 | 22万円 | 24万円 | 26万円 | 28万円 | 30万円 | 32万円 |
月の貯金額 | 1万円 | 3万円 | 5万円 | 7万円 | 9万円 | 11万円 | 13万円 | 15万円 |
ご自身の手取りと比較し、こんなに貯金出来ていないという人は、生活の見直しの余地があるかもしれませんね。
年収別の貯金額の目安
年収換算すると以下です。
年収の額面と手取りの関係は、人により変わるため、あくまで目安です。
月収(手取り) | 18万円 | 20万円 | 22万円 | 24万円 | 26万円 | 28万円 | 30万円 | 32万円 |
年収(額面目安) | 270万円 | 300万円 | 330万円 | 360万円 | 390万円 | 420万円 | 450万円 | 480万円 |
年収(手取り) | 216万円 | 240万円 | 264万円 | 288万円 | 312万円 | 336万円 | 360万円 | 384万円 |
年間の貯金額 | 12万円 | 36万円 | 60万円 | 84万円 | 108万円 | 132万円 | 158万円 | 182万円 |
6年間での貯金額 | 72万円 | 216万円 | 360万円 | 504万円 | 648万円 | 792万円 | 948万円 | 1092万円 |
8年間での貯金額 | 96万円 | 288万円 | 480万円 | 672万円 | 864万円 | 1056万円 | 1264万円 | 1456万円 |
年収480万円でも、大きな贅沢をする事無く、6年間働いて貯金していけば、貯金額が1000万円を超えるのも夢ではないという結果になりました。
大きな買い物、結婚等しなかった場合なので、車を買ったり所帯を持たれた方はまた違ってきますね。
正直、700万、800万円くらい稼がないと30歳までに1000万円も貯金は出来ないと思っていましたが、実際に計算してみると500万円稼げば余裕です。
おわりに
年収別の貯金額を作成していて気が付いたのですが、
額面年収が360万円の人は8年間で「672万円」貯まる見込みで、
額面年収が420万円の人は8年間で「1056万円」貯まる見込みです。
360万円と420万円ではそれ程大きな差には感じませんが、貯金額で見るとかなり大きな差になります。
節約で生活費を低く抑え、年収のアップにも取り組み、月に5万円収入が増えれば、年間だと60万円、8年だと500万円弱にもなります。
出来ることからでも、やっていけば大きな結果を得られそうですね!
以上
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