「投資信託って種類が多過ぎてどれにすれば良いか分からない!」
そのようなお悩みをお持ちでは無いでしょうか?
もしくは次の様なお悩みをお持ちでは無いでしょうか?
- 米国株に興味はあるけど個別株は良く分からない
- 投資信託は何を基準に選べば良いのか分からない
- S&P500が良いと聞いたけど、他の投資信託との違いが分からない
本記事では、私が身銭を切って書籍を買い、調べ、実際に買っている米国の投資信託を紹介します。
大事なお金を投資するので真剣に選びました!
私が買っている投資信託
私が買っている投資信託は以下の2つです。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
いちいちドルに換金せずに円で買えてしまうのが便利ですね。それぞれについて簡単に説明します。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
米国株式市場の大型株から小型株までを網羅し、投資可能銘柄のほぼ100%となる約4,000銘柄で構成された時価総額加重平均型の株価指数 (楽天投信投資顧問より引用)
方向性としては、米国株全体に投資するイメージです。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
米国株式市場における高配当銘柄の動きをとらえることを目指して、FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。(楽天投信投資顧問より引用)
高配当とは具体的に何%かは分かりませんが、平均よりは良い物を組み込んでいるとの事です。
ざっと調べた限りでは、構成銘柄の配当利回りは 2%弱~4%弱の物が多かったので、全体を平均すると3%弱程度になるのではないでしょうか。
大型のバリュー株を中心に選んでおり、四半期毎に配当が出る予定です。
参考にした書籍
参考にしたのは当ブログでも何度か紹介した以下の書籍です。S&P500という米国の投資信託を基準に米国株を分析した書籍です。
主なアメリカの投信信託について
ざっくりと分類すると、以下のような類型があります。
S&P500連動型
米国の各市場の中から代表的な大型株を500銘柄選んで構成したものです。
NYダウ連動型
NYダウに連動することを目指したものです。
NYダウは米国の上場企業の内、成長性や人気を加味した30銘柄で構成されています。
NASDAQ連動型
NASDAQとは米国の新興企業向けの株式市場です。新興企業向けなので、ベンチャー企業が主です。
全米インデックス型
米国の各市場の大型株から小型株まで4000銘柄選んで構成したものです。
高配当型
米国の各市場から配当利回りが平均より良い銘柄のなかから選んで構成したものです。
銘柄は大型のバリュー株から選ばれることが多いです。
その他アクティブ系の投信
上記で取り上げたインデックス系のファンドには負けることが多いため、基本的には推奨しません。
何故「全米株式インデックス」と「米国高配当株式インデックス」を選んだか
先ずは S&P500・NYダウ を外した理由について
S&P500自体が非常にメジャーな指数です。
つまり、S&P500に採用されると個別に変われるだけでなく、S&P500を通じて間接的に買われる事が期待されます。
このため、S&P500に採用が決まると、その時点で思惑買いがされ株価が割高になる傾向があります。
また、S&P500には成長の期待が高いキラキラ系企業が含まれています。
往々にしてキラキラ系の企業は期待が先行し、業績以上の株価になっており割高です。
こういった割高株を含むため、S&P500は避ける事にしました。
NYダウについても同様の理由です。
全米株式、高配当株式インデックスを選んだ理由
S&Pの割高さを回避するために取った戦略が2つです。
- 米国株全体に投資する
- 高配当の大型のバリュー株に投資する
米国株全体に投資すれば、S&P500というバイアス(偏り)避ける事が出来ます。勿論、S&P500の銘柄も含むので、影響は0では無いですが。
また、高配当のバリュー株には比較的にキラキラ系企業は少ないです。
成長中の企業は配当金を出すよりも、自社の成長資金にお金を使う判断をするためです。
人気のキラキラ系企業は自社の成長のためにお金を使うため、配当金は低いのが普通です。
楽天の全米株式、高配当株式インデックスにした理由
信託報酬料の安さで決めました。信託報酬料とは「維持管理費」の様な物です。
米国投資信託の有名どころについて信託報酬料を比較すると下の表の様になります。(2018/9/17時点)
ファンド名 | 信託報酬料(率) |
楽天・全米株式インデックス | 0.1696% |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.1728% |
楽天・米国高配当株式インデックス | 0.2096% |
大和-iFree S&P500インデックス | 0.243% |
ブラックロック-iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド | 0.405% |
大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 0.486% |
三井住友TAM-SMTダウ・ジョーンズインデックス | 0.54% |
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 | 0.54% |
全米型、高配当型のインデックスは楽天のものが最安です。
終わりに
どうせ選ぶなら、自分がベストだと考えるものを選びたかったので、色々と検討しました。
ただ、S&P500と全米インデックスだとそれ程大きな差は出ないのではないかと考えていますが、少しでも有利だと考える方を選びました。
100円程度の金額から積み立てが出来るので、取り敢えず買ってしまって、積み立てしながら考えるというスタンスも有りだと考えます。
以上
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