最近は『婚約指輪』の代わりに『婚約時計』を贈る方も増えているそうです。
『婚約指輪』と『婚約時計』のどちらを贈るべきか迷われる方もいらっしゃると思います。
迷った時は原点に帰るのが基本です。つまりは「なぜ婚約指輪を贈るか」です。
本記事では、婚約指輪の意味を考え、指輪と腕時計のどちらがオススメなのかを書かせて頂きます!
婚約指輪の由来・込められた意味
元々はダイヤでも貴金属でも無かった
婚約指輪は古くは古代ローマ時代、紀元前400年よりも前にはあったとされています。
その頃は、現在の様に宝石の埋め込まれた貴金属製ではなく、鉄製のリングであったそうです。
高価な指輪を贈るようになったきっかけ
高価な指輪を贈るようになったのは、西暦860年頃にローマ教皇のニコラス1世の見解がきかっけです。
ニコラス1世の見解とは「夫になる者は結婚の証として指輪を贈らなければいけない。そして、金銭的な捧げ物であると伝わるようにゴールドで出来た物であるべきだ。」というものです。
このことから、婚約指輪には「もし、夫である自分が死んだ場合に、指輪をお金に換えて生きて欲しい」という願いが込められることもあった様です。
夫からの愛を感じる良い話ですね。
婚約指輪と婚約時計の中古買い取り価格はどちらが上か?
良い話の後にヤラシイ話をしてすみません。
ただし、夫が死んだ後に中古ショップに持って行って、ほとんどお金にならなかったら旦那さんも色々と無念だと思います。
そこで、婚約指輪と婚約時計の「中古買い取り価格」の相場を調べました。
婚約指輪の買い取り相場
新品の鑑定書付きダイヤモンドジュエリー:元値の30%程度
高級ブランドの鑑定書付きダイヤモンドジュエリー:MAXで元値の50%程度
ノンブランド品の場合は10~20%程度だそうです。
婚約時計の買い取り相場
婚約時計、というのもあまり無いので、相応しそうなブランドの腕時計で調べました。
ロレックス:定価の60~70%程度
オメガ:定価の40%程度
カルティエ:定価の30%程度
婚約時計の注意点
注意点として、中古品で価値が出るのは「機械式腕時計」ですが、機械式腕時計は3~5年毎にオーバーホールというメンテナンスが必要です。
オーバーホールには最低で5万円程度もかかります。ざっくり10年で10万円のメンテナンス費が必要だと思って頂ければ良いです。
婚約指輪と婚約時計、中古で高く売れるのはどちらか?
最も高く売るなら「ロレックスを婚約時計としてプレゼントし、直ぐに売ってもらう」のがベストです。
ただし、長く保有した場合、機械式腕時計のメンテナンス費が馬鹿になりません。
20、30年と保有した場合には、高級ブランドのダイヤモンドジュエリーをプレゼントした場合とあまり変わらなくなります。
また、カルティエ等の腕時計だと、中古買い取り価格より、メンテナンス費の方が高くつく場合もありえます。
旦那が長生きするリスクを考えると、女性側はティファニー等の高級ブランドの指輪を貰うのが安全と言えます。
おわりに
婚約指輪と婚約時計、どちらを贈るにしても良い伴侶に、相手の望む物をプレゼントしたいですね。
一生に一度の事なので、失敗して根に持たれると、値段以上に高くつく事になるかもしれません。
以上
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