日本人の思考では生産性の向上は難しい

日本人の生産性は低い。そういわれることがしばしばあります。

この意見には賛否両論あるかと思いますが、日本人は農耕民族という点を自ら自覚し、
考え方を変えることで生産性をアップできると考えています。

まず、農耕での仕事の仕事といったらどのような働き方を思い浮かべるでしょうか?

勿論、思い浮かべるのは大昔の時代の農耕です。

数千年も前から農業は行われており、トラクターなどを使用するようになったのはごくごく最近の話です。

みんなで集まって、時には歌を歌いながら楽しく田植えをしている。そんな風景を思い浮かべるのではないでしょうか。

広い土地を耕すとき、大事なのは瞬発力よりも持久力になります。数分間全力で耕してバテてしまうくらいなら、ゆっくりと長時間耕した方が数日単位でみるとより広い土地を耕せるでしょう。

また、今日は少しくらいサボってもまた明日頑張ればいいや、といった心持で働くこともできます。

のんびりまったり気長にやろう、農耕民族としてはそういった考え方が適していると言えます。

一方で、狩猟民族の場合はどのような働き方を思い浮かべるでしょうか?

ヤリを持って獲物をしとめる。そういった光景を思い浮かべることと思います。

広い土地では獲物を見つけることがまず一苦労です。そして、仕留めるのもまた一苦労です。

少ないチャンスをものにするためには、全力で獲物をしとめにかかる必要があります。

実際に目標を見つけて、狩りが始まった場合、成功するか否かは一瞬で決まることも多いです。

また、一度獲物を逃すと、次に獲物を見つけるチャンスはいつになるか分かりません。

このため、筋肉的な意味でも、精神的な意味でもワンチャンスを物にする力が必要になります。

まとめると、

農耕民族
・長時間働いてでも多くの量がこなせればよい
・ワンチャンスに懸ける必要はない

狩猟民族
・瞬間的に大きな力を発した方が成功率は上がる
・ワンチャンスをものにする必要がある

限られた時間の中で仕事をこなす場合、そのままですが格闘技、短いスパンのプロジェクト等には狩猟民族的な思考の方が適していると言えます。

他方で、生産性を気にせず、長期間をかけてじっくりとする仕事、例えば「職人が手間暇かけて作り上げました」といった仕事に取り組む場合は農耕民族の思考の方が適していると言えます。

そういった意味では、かつての日本が行っていた高い付加価値を持った製品を作るというのは、日本人の気質に合っていたのではないかと考えます。

しかし、中国や韓国が技術力を高めてきたため、差別化が難しくなってきた、寧ろ価格では不利になったというのが、今の日本の現状です。

「働き方改革」とはそんな閉塞感のある日本にとっては希望の光、といったところでしょうか。

農耕型と狩猟型のどちらが優れているかと言ったことではなく、仕事に応じて思考の適正があるということです。

もし、生産性を本気で上げたいのなら、狩りに行くような気持ちで、今日のターゲットは何で、ここまでは必ず今日中にやる必要がある、と獲物を狙う豹のような気持ちになって職場に行くべきです。

自分がどのような仕事、働き方をしたいかを考えたうえで、思考を切り替えていくことで良い仕事が出来るのではないでしょうか。

ブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする