「有給休暇、使ってますか?」
いわゆるホワイト企業にお勤めの方は、キッチリと有給休暇を取得されている事と思います。
私の勤務先はグレー企業です。
法律は守りますが、ホワイト企業と言うほどの高待遇ではありません。
このため、有給休暇を使えていない社員も結構います。
私も毎年、支給される有給休暇の半分くらいを捨てていました。
ただし、最近は積極的に使っています。
というよりも、今後の事を考えると「有給休暇を積極的に使う必要がある」と考えています。
周囲の空気を読んで、有給休暇を取得しない人は淘汰されるのではないか、とすら考えます。
休暇を取るのは後ろめたいのか?
有給休暇を取り難いと思っている人は、取得理由が「どこかに遊びに行きたい」とか「家でゆっくりしたい」とかではないでしょうか。
そういう理由だと、「皆は職場で頑張っているのに、自分だけ休むのは後ろめたい」と思ってしまい、有給休暇を申請し辛いと思います。
先日会社の後輩に「有給取って無いように見えるけど」と言ったら、
「有給とってまでしたい事も特にないんですよね~」と返されたので、
「疲れてるからゆっくり休んだ方が良い」と助言しました。
仕事にフルコミットしたいならともかく、休んでまでやりたい事が無いのは人としてどうかと思います。— ヤワラ@少額投資家 (@yawara_taichi) October 28, 2018
根が真面目な人は、上のツイートの様な考えになっていないでしょうか。
「休暇」=「投資」と捉えるべき
休暇とは何も「リフレッシュ」のためだけにある訳ではありません。
「休暇」=「投資」と考えることで一気に有給休暇を取得し易くなります。
投資とは以下の様な物があると考えています。
- 資格の勉強
- 業務で必要となりそうな知識・スキルを身に付ける
- 仕事に関連する本を読んでみる
- 経済基盤を作るために副業を行う
- 将来、飯のタネになりそうな事をやってみる
ただ家でゴロゴロするなら、後ろめたさを感じるでしょう。
しかし、仕事の役に立つような事を自発的にやっていると思うと、後ろめたさも和らぐのでは無いでしょうか。
会社が育て守ってくれる訳では無い
会社とは営利団体です。
第一の目標は「稼ぐ」ことであって、社員のスキル向上は「稼ぐ」ために必要な場合には会社も協力してくれます。
個々の社員に与えられる業務も、利益を出すための采配の結果であって、育てる事が目的ではありません。
もし、自分を成長させたいなら、会社に与えられる業務だけではなく、自分で自分に投資する事が必要です。
会社にいる時間でも、ある程度は自分の将来のために使えるかもしれませんが、組織内で動くとなると色々と不自由もあります。
しかし、有給休暇にしてしまえば、給料を貰いながら100%自由に自分の為に使えます。
横並び意識で大丈夫ですか?
もしかしたら、あなたの同僚は休暇中に勉強するなり、副業をするなりしているかもしれません。
有給休暇も取らずに、会社のために働いている人がいる一方で、有給休暇を取得して自分の将来に投資をしている人もいるでしょう。
中年になった時に同僚に「所詮、俺たちはしがないサラリーマンだよな~」と言っているその同僚は、実は副業でメッチャ儲けているかもしれません。
あるいは、老後に何かの職に就ける様に準備をしているかもしれません。
学生の頃のテストで「全然勉強してない~」と言いながら、良い点数をしれっととる人はいませんでしたか?
人生100年時代、定年延長など、少しずつ時代は変わっています。
「老後の準備とか何もしてない~」とか言いながら、将来の備えをキッチリしている人は多いかもしれません。
これからの時代は、IDECOで自分で年金を作るんだ!と言う人がいます。
これに加えるべき事が「有給休暇を使って副業」です。
普通は、何か副業を始めても直ぐに利益が出ないものが多いですが、有給休暇なら、1日目から給料が発生します。
有給が取り難いとか言ってて大丈夫ですか?— ヤワラ@少額投資家 (@yawara_taichi) October 29, 2018
有給休暇が取り難いと言っている場合ではない
もし、有給休暇を上手く使って自己投資をする人が増えたら、有給休暇が取り難いと言って悩んでいる人達はどうなるでしょうか。
考えるべきは「時間を何に使うか」であって、上司や職場の人がどう思うかではありません。
真剣に自分の事を考えているなら、迷うというのも変な話です。
帰宅後、土日、有給休暇を使ってコツコツと積み上げていけば、歩みが遅くても10年も続けるとどうなるでしょうか。
ご参考になりましたら幸いです。
以上です
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