なぜ損だと分かっているのに車を買ってしまうのか?心の会計という心理学

車を買うより、レンタカーやタクシーを使った方がトータルのコストとしては安くすみます。

割とそうした情報は出回っていますが、それでもマイカーを買う人はいます。

その理由は何でしょうか?

理由の1つが「心の会計」というものです。

本記事では、「心の会計とは何か?」と「心の会計との付き合い方」について書かせて頂きます。

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心の会計とは何?

「心の会計」を感じるための質問

「3000円の買い物をするために、家から5㎞の場所にあるお店に、普段タクシーで行きますか?」

と質問されたらどうでしょうか?

「3000円の買い物をするためにタクシー代を払うのは勿体ない」と思うのでは無いでしょうか。

これが、マイカーならそうは思わないはずです。

例え、マイカーの購入費用・維持コストとタクシー代を総合して、タクシー代の方が安かったとしても、タクシーで買い物に行くのには抵抗があると思います。

マイカーは経済的に得で、タクシーは損と感じる理由

この原因は「心の会計」にあります。

3000円の買い物をするために、タクシー代を2000円使うと、商品を買うために5000円使ったと認識してしまいます。

しかし、マイカーで行った場合は、3000円に加えてガソリン代数百円程度と認識し、マイカーの購入費や維持費については少しも考慮しない人が多いです。

我々はよく、「~費」とお金を使用目的によって、心の中で分類しています。

生活費・旅費・交際費といった類のものです。

そうした、心の中でのお金の分類を「心の会計」と呼びます。

タクシーを使って、日用品を買いに行くと、タクシー代も生活費用の心の会計から支払われます。

一方で、マイカーを買うと、車代用の心の会計から支払われます。

つまり、心理的には、

タクシーの場合:買い物費用 = 商品代 + タクシー代

マイカーの場合:買い物費用 = 商品代 (※マイカーの維持費等は全く考慮されない)

となるため、買い物費用(生活費の心の会計)は安く済んだ気になります。

心の会計を分ける事で、マイカーという高いコストを払っても、生活費だけで観ると安く済んでおり、マイカーを買っても損ではない気になってしまいます。

「心の会計」との付き合い方

心の会計を総合的に見直す

心の会計で仕分けをする時に、その仕分けは本当に妥当かを考える必要があります。

本来、節約すべきところを別会計にしている事で総合的には余計な出費をしているかもしれません。

また、特別会計にしている物も、特別だからといって、羽振りが良くなり過ぎていないか確認する事も必要です。

心の会計を逆手に取る事も出来る

心の会計を逆手にとる事も出来ます。

例えば、自己投資のための書籍代です。

勉強になると分かっていても「沢山の本を読むのはお金がかかるし、躊躇ってしまう」と思う人は多いのではないでしょうか。

私は、書籍代は自己投資代として、別管理にしています。

昔は、他の生活費と混ぜていましたが、それだと数千円もする本を何冊も買う事に抵抗がでてしまいます。

本を読むことのメリットを自分の心に言い聞かせ、家計簿上でも別管理にする事で特別な会計であると認識させています。

特別な会計と認識する事で、積極的に本を買う事が出来る様になりました。

この様に、自分が「ここは積極的に投資して行きたい」と考える分野を心の会計として、別に持つという方法もお勧めします。

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終わりに

高校の頃に物理の先生が言っていた事なのですが、

「物事を直感で判断するな、1つ1つの事実を整理して臨みなさい」

と。

心の会計は直感的に行われるものです。

直感で行う場合、時には非合理的な判断も含まれてしまいます。

「高い」「安い」という感覚が本当に妥当かを考えてみる事で、金銭感覚を磨く事が出来るのでは無いかと考えています。

以上です

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