奨学金の返済、毎月返済をしていると手持ちのお金が厳しい時もあるかと思います。
でも、そんなときに安易にカードローンに頼ってはいけません。
本記事では、
・カードローンに頼ってはいけない理由
・お金が無い場合にどうすべきか
について書かせて頂きます。
カードローンに頼ってはダメな理由
こんな勧誘に注意
融資する企業も、借りやすい宣伝文句を用意しています。
例えば以下の様なものです。
- 初回は金利0円
- 30日間は金利0円
こうしたサービスの狙いは、先ずは1回カードローンでお金を借りて貰う事です。
1回借りる事で、その後も借りやすくなります。
心理学的に人は何かをしようと思った時に、5秒以上かかりそうな場合は「面倒臭い」と心のどこかで思う様になっています。
初めてお金を借りる場合には、以下の様な作業が必要です。
- カードローンの会社を比較する
- 借り方を調べる
- 登録に必要な情報を入力する
これらの面倒臭い事が、精神的なハードルとなって、お金を借りにくくさせてくれます。
もし、1回でもカードローンを利用すれば、2回目以降は「面倒臭い」作業が減ります。
このため、2回目以降は1回目よりも簡単にカードローンを利用し易くなります。
「自分は1回だけしか借りないから大丈夫!」
みんなそう思って手を出します。
初回は金利0円などのサービスをしても、カードローン会社が運営出来ているのは何故かをよく考えてみて下さい。
急ぎでお金が必要なら先ずやるべき事
そうは言っても、奨学金は返さないといけません。
もし、次の返済日までにお金が足りない場合、以下の検討を行いましょう。
日雇いバイト
長期のアルバイトでは、お給料を貰うのが翌月になってしまいます。
このため、日雇い・その日払いの仕事を探す事をお勧めします。
持ち物を売る
もし、大量に不要な物がある場合は、メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで売却するとお小遣い程度は稼げます。
ただし、中古品の販売なので、買った値段よりは安い値段となってしまいます。
不用品の処分を兼ねて売却する程度にしましょう。
手持ちのポイントをフル活用する
ポイントを現金化するよりは、Amazon、楽天、Yahooなどのポイントは日用品・食料品などに充てる事をお勧めします。
ポイントでクオカード等を購入し、クオカードを転売することで現金を得る事は出来ますが、手数料等がかかります。
自分で直接使う方が無駄がなくて良いです。
また、楽天ポイントを保有している場合は、楽天Edyという電子マネーに交換する事が出来ます。
楽天edyは、ローソン・ファミマなどのコンビニ、ビックカメラ、ドラックストアなどで使う事が出来ます。
楽天ポイントから楽天edyに交換することで、現金を温存する事が出来ます。
親類に借りる
親類にお金を借りるのは抵抗があるかと思います。
ただし、友人間でお金の貸し借りをすると、その友人を失う可能性もあります。
親、兄弟にお金を借りるのは、自身のプライドとしても傷つきますが、お金をかりるとは本来はそういう事です。
金は借りてもならず、貸してもならない。貸せば金を失うし、友も失う。借りれば倹約が馬鹿らしくなる (シェイクスピア)
今後に備えてやっておく事
減額返還の申請をする
申請すれば、奨学金の月々の返済額を少なくする事が出来ます。
勿論、その分、返済期間は延長されてしまいます。
ただし、申請すれば誰でも出来る訳ではありません。
詳しくは以下の公式ページをご確認頂きたいですが、
「年収が325万円以下」などの条件を満たす必要があります。
返済のお金が足りずに、カードローン等で金利の高いお金を借りる事になるなら、減額返済の申請をやる方が良いです。
お金の管理をしっかりする
先ず避けたいのは、返済日の直前にお金が足りない事に気が付く事態です。
前もってお金が足りなくなりそうな事が分かっていれば、対応方法を考える事も出来ます。
「急なピンチにカードローン」とならないために、日頃から家計簿をつけて、自分のお金の使い方を把握する事をお勧めします。
いざという時に備えて貯金をする
友人の結婚式が重なったり、事故などで急な出費が必要になる場合もあります。
貯金は奨学金の返済が終わってからではなく、直ぐにでも始めるべき事です。
奨学金の返済と貯金に関しては以下の記事もご参考にどうぞ。
副業をする
本業の収入をカバーするために、副業を行うという方法もあります。
副業をするにあたっては以下の様な事に注意して下さい。
- 本業の勤め先に「副業禁止」の規定が無い事
- 本業の負担にならない事(睡眠時間を削らない等)
- 元手があまりかからない事(元手を回収するというのも難しい事です)
比較的簡単で安定的に稼げそうなものでは、以下の様な物があります。
- 家事代行サービス
- 運転代行サービス
- テープ起こし
- データ入力
終わりに
最後にお金に関する金言を紹介して終わります。
貧乏はハシカと同じだ。どうせかかるなら早い方がいい。貧乏に生まれたことを喜べ (本多静六)
ご参考になりましたら幸いです。
以上
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