株式投資には情報が不可欠です。
情報の収集にはアプリやサイトなど様々なツールがありますが、多くの物は似たり寄ったりな所もあります。
そこで、本記事では、特に便利だと思うアプリ・サイトとその使い方について紹介させて頂きます。
適時開示なう(スマホアプリ)
概要
複数の会社の適時開示情報を横断的に検索する事が出来ます。
特定の材料を元に値上がりしそうな株を見つけたい人にお勧めします。
使用例
東証二部などから、東証一部に昇格を狙う企業では株主優待を新設する企業があります。
そうした企業を見つけるには、直近で株主優待の新設や拡充があった企業を見つける必要があります。
わざわざ個別の企業のIRページを日々チェックするのは労力がかかり過ぎます。
「適時開示なう」を使えば、アプリ内で「株主優待」と検索すれば、直近で株主優待制度の新設・変更があった企業を見つける事が出来ます。
他にも、ベトナムなど新興国に進出する企業に注目する方もいます。
新興国に進出する企業をみつけるには、アプリ内で「ベトナム」の様に国名で検索すれば、ベトナムに進出する企業を見つける事が出来ます。
マネックス銘柄スカウター(マネックス証券サイト)
概要
企業の過去10年分の業績を確認する事が出来ます。
多くのサイトでは過去3~5年分程度の業績情報しか掲載されていません。
企業の長期的な業績の変化を確認したい人にお勧めです。
使用例
関心のある企業が長期的に安定・着実に成長しているかを確認する場合などに使います。
3,5年の業績情報では、好景気の波に乗って伸びているだけの可能性があります。
長期間の業績を確認できれば、短期的な景気の波を受けていないデータも確認出来るため、企業の成長力をより正確に確認出来ます。
マネックス銘柄スカウターを使うためには、マネックス証券の口座開設が必要なので、取り敢えず開設しておくのがお勧めです。
Yahooファイナンス(スマホアプリ)
概要
おそらく皆様が株掲示板を見るために使われていると推測するアプリです。
本記事では、使い方に重点を置いて書かせて頂きます。
使用例1:個人投資家の銘柄の注目度の確認
トレーダーの中には、掲示板の書き込み内容だけでは無く、書き込み頻度を売買の参考にする人もいるそうです。
掲示板の書き込み頻度が上がって来ていれば、その銘柄の注目度が上がって来ていると判断し、売るなり買うなりの基準にします。
使用例2:自分のポートフォリオをざっくり確認する
含み損を抱えている証券口座にログインするのは嫌な物です。
長期投資を決め込んでいるなら、日々の株価に一喜一憂しない事が大事ですが、株価のチェック自体はしたくなります。
そんな場合、Yahooファイナンスのポートフォリオ機能で、自分の持ち株のリストを作っておけば、上がったか下がったかを確認出来ます。
購入単価を登録せずに、リストだけにしておけば、含み損額の具体的な数字も出ないので精神的に優しいです。
使用例3:セキュリティリスクの低下
皆さまは外出先で、無防備に証券会社のサイトにログインしていないでしょうか?
外出先でのwifi使用によるパスワードの流出、スマホでパスワードを入力するときに誰かに画面を覗き込まれている可能性もあります。
Yahooファイナンスを使えば、証券会社のサイトにログインする機会が減るので、セキュリティのリスクを減らす事が出来ます。
ご参考になりましたら幸いです。
以上
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