「先月は残業多かったし、今月の給料はボーナスだ~」と思ってつい、無駄遣いをしてしまっていませんか?
私の勤め先は残業が多いです。ですが、有難い事に残業代はきっちり支払われます。
そんな有難い残業代ですが、罰当たりにも無駄遣いしていた事がありました。
ネットでやたらと服を買ったり、毎週末飲み屋に行ったり、デジカメを何台も買ってみたり…あの時の残業代を投資に回しておけば、今頃は…。。。
そうした経験を元に本記事では、
- 残業代をお小遣いにしてはダメな理由
- 残業代を無駄遣いしないための方法
について書かせて頂きます。
残業代をお小遣いにしてはダメな理由
残業代があるのが当たり前になってしまう
一度、贅沢に慣れると生活を戻せなくなるものです。月に5万円の小遣いに慣れてしまうと、月に3万円の小遣いでは少なく感じてしまいます。
基本給が上がって、収入が増えるのなら良いですが、残業代は一時的な所得です。
残業が減り、給料が減った時に、収入を抑える事が出来ずに貯蓄ができなくなってしまいます。もしくは、残業代欲しさに生活残業をする様になってしまいます。
ダラダラ過ごす事が習慣になってしまう危険性もあるため、毎晩、布団に入った時に「今日も生活残業を頑張ったぞ!」と達成感を感じる人以外はお勧めしません。
残業で忙しいと「モノ消費」になりがち
モノ消費とは、何かの商品を買うためにお金を支払う事です。モノ消費の対義後はコト消費と言い、何かを体験するためにお金を支払う事です。
忙しいと、休日の予定を立てるのが面倒になったり、出かけるが面倒になったりで、代わりに物を買って気分転換をする様になってしまいがちです。
お金の使い方としては、コト消費の方が満足度が高いと言われています。
例えば、楽しい旅行は、旅行の最中だけでなく、旅行から帰ったあとにも思い出として人生を満足させてくれます。モノと違って、故障したりする事もありません。
お小遣いにする位なら、休暇の時に使うための旅費などの貯金にする事をお勧めします。
無駄遣いしないための方法
癒しを求めすぎない
残業が続くと、精神的な疲労が溜まります。そんな時にふと思うのが「癒しが欲しい…」です。癒しを与えてくれそうなグッズ、スイーツなどを求めていないでしょうか。
もし癒しが欲しいなら以下の事をお勧めします。
- 散歩に出かける
- ゆっくりお風呂に入る
- ゆっくりお茶を飲む
人は固定観念として、「高い物=良い物」という認識があります。
癒しグッズなどにお金を払った方が、より癒し効果が得られると思ってしまいますが、実際には、お金をかけなくてもリラックスする事は出来ます。
疲れている時に買い物をしない
慢性的なストレスを抱えていると、将来よりも現在の快楽を優先する様になります。
慢性的なストレスにより脳の前頭前皮質の機能が低下すると言われています。前頭前皮質は目標のために自身を制御し、必要な行動を考えるための機能を持っています。
このため、前頭前皮質の機能が低下すると、短気になったり、今が良ければ良いといった短慮な思考になります。
つまり、どんな事にお金を使えば将来の自分のためになるかよりも、今の自分の気分を良くしてくれる事にお金を使おうという思考になりやすい状態です。
慢性的なストレスを感じている状態でお金を使うのは得策ではないと言えます。
残業代を喜ばない
残業代とは、貴重な定時後の時間・休日の時間に仕事をする事で貰える報酬です。
世の中には、定時後の時間や休日をしっかり楽しんだうえで充分に稼いでいる人もいます。なんなら、親から不動産などを相続してほとんど働かなくても収入を得ている人もいます。
そうした人達に比べると、自由な時間を売って得た残業代を喜ぶのは少し違和感を感じます。残業代が出るだけマシだとは思いますが、正直、悔しいです。
「悔しいですっ! 見てみぃこの残業代! ゾクゾクするやろ!」
ここ数年、ゾクゾクする残業代は投資資金に充てています。
私は以前は「株って難しそうだし、やらない方が無難かな。」と思っていました。そう思っていたのですが、↓の本を読んで「これはやってみても良いかも」と考えが変わりました。
端的に言うなら「見てみぃこの投資法! ガッチガチやぞ!ガッチガチやぞ!」です。
(なにか表現が妙だと思われた方は、「ザブングル・悔しいです」で検索頂ければ幸いです。)
おわりに
残業が続いて、ストレスや疲労が溜まった状態では無駄遣いをし易いです。
せっかく稼いだお金を無駄遣いしないようにお気を付けください。
ご参考になりましたら幸いです。
以上
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