株主優待を目当てに株を買うのもいかがな物かと思いはしますが、家電量販店の優待は私もいくつか持っています。
2016年頃にビックカメラの配当+優待利回りが6%を超えていた時期に、エイヤ!で買ってしまいました。
ビックカメラ以外にもいくつか持っていますが、今後も保有していくか検討するために、電器屋・家電量販店系の優待について整理しました。
家電量販店の優待
会社名 | 優待の内容 | 優待の金額 |
ビックカメラ | ビックカメラ・コジマで使用可能な商品券 | 1年目:3000円 2年目:4000円 3年目:5000円 |
日本BS放送 | ビックカメラ・コジマで使用可能な商品券 | 1年目:2000円 2年目:3000円 |
コジマ | ビックカメラ・コジマで使用可能な商品券 | 1000円 |
ヤマダ電機 | ヤマダ電機・ベスト電器で使用可能な割引券 ※1000円の買い物毎に500円の割引 | 1年目:3000円 2年目:5000円 3年目:5500円 |
ノジマ | 自社で使用可能な割引券 ※買い物金額の10%割引、ただし割引上限額は1枚につき1000円 | 10000円+来店ポイント2000円 |
エディオン | 自社で使用可能な割引券 ※1000円の買い物毎に250円の割引 | 3000円 |
ビックカメラの優待は1円から使える商品券ですが、ヤマダ電機・ノジマ・エディオンは一定金額毎に使える割引券です。

使い勝手の面ではビックカメラ、コジマ、日本BS放送の優待がオススメです。
因みにですが、ヨドバシカメラは非上場企業なので株を買う事はできません。(必然、株主優待もありません。)
家電量販店の優待のチケットショップでの買取価格は?
人気の高い優待について、以下にチケットショップでの買取価格(目安)を書きます。
会社名 | 優待の買い取り価格(目安) |
ビックカメラ | 額面金額の80~85%程度 |
ヤマダ電機 | 額面金額の50~70%程度 |
ヤマダ電機は、1000円の買い物毎に500円の割引券を1枚使えるというシバリがあるせいか、ビックカメラの優待の方が高値で買い取られます。
出店戦略的にも、ビックカメラは駅近のお店が多いので行きやすいですが、ヤマダ電機は郊外店が多いので、普段ヤマダ電機に行かない人には使い勝手は良くありません。
優待を売却する事を考慮した 配当+優待利回り
※株価は2019/7/30の終値です。配当金は2018年度の額です。
会社名 | 配当金 | 優待の売却価値 | 株価 | 利回り |
ビックカメラ | 2000円 | 1年目:2550円 2年目:3400円 3年目:4250円 | 1092円 | 4.2~5.7% |
日本BS放送 | 1900円 | 1年目:1700円 2年目:2550円 | 1076円 | 3.3~4.1% |
ヤマダ電機 | 1300円 | 1年目:2100円 2年目:3500円 3年目:3850円 | 485円 | 7.0~10.6% |

ビックカメラの優待は人気ですが、2018年から2019年で株価は5万円程度下落しています。優待目当ての安易な購入は含み損に繋がります。
注意点としては、減配・優待廃止・変更のリスクがある事です。
下手なタイミングで買うと、含み損を優待で穴埋めして耐えていたのに、優待改悪でさらに株価下落し、含み損が拡大という事もあり得ます。
おわりに
ビックカメラもヤマダ電機も、家電・サプリ・食品・文具などが置いてあるので使い勝手は良いです。
ストイックな投資家の方には、配当は全て再投資という方もいます。
それで続けられれば良いのですが、私は”優待”というタクアン的な物が欲しかったので、ビックカメラもヤマダ電機も持っています。
ご参考になりましたら幸いです。
以上
コメント