ITパスポートの参考書を使って試験対策をしたいけど、参考書を持ち歩くのが面倒くさいという人は多いと思います。
そんな時には、スマホに電子書籍を入れておけば持ち運びも楽ですよね。
ですが、持ち運びは便利だけど、電子書籍での勉強に抵抗がある人もいると思います。
本記事では、ITパスポートの試験を電子書籍版の参考書で対策したいという人に向けて、お勧めの参考書を紹介します。
過去問演習だけの勉強では合格は難しくなってきている
以前は、ITパスポート試験は過去問演習だけで合格できるという話がありました。
しかし、過去問の丸暗記で合格できるような試験だと、資格としての価値も下がってしまいます。
運営側は過去問の暗記では合格できないように、傾向を変えてきています。
このため、過去問演習だけでなく、最新のITの情報に対応した教科書を繰り返し読むことも必要です。
電子書籍の教科書をスマホ等に入れておけば、隙間時間等に繰り返し読めるので、教科書は電子書籍版をお勧めします。
電子書籍で勉強したいならオススメの1冊
本書を特にお勧めする理由は、紙書籍版を購入すれば購入者特典として、PDFの電子書籍版を無料ダウンロードできるからです。
このため、以下のような使い方ができます。
- 家では紙書籍で勉強する
- 外出先では電子書籍で勉強する
また、試験に合格した後に、紙書籍を処分しても、電子書籍版は手元に残しておけるので、後で復習する際にも使い勝手が良いです。
注意点として、電子書籍版を無料ダウンロードできるのは、書籍の出版から1年間なので、古い版を購入すると、無料ダウンロードできない場合があります。
徹底攻略ITパスポートを購入したのでレビューします
購入して一通り読んだ結果、オススメできると思ったポイントをまとめます。
- 最新のIT知識に対応しており、毎年アップデートされるITパスポートの問題にも対応できている
- 基本的な用語の説明が網羅されており、巻末の索引と合わせて用語集としても使える
- 類似した用語は、表にまとめて解説しており、比較しやすい
- 分野毎に、知識を確認できる小問がある
- 巻末に過去問から抜粋した問題集があり、これ1冊で問題演習も可能
類似した用語は、下の画像のように、表にして違いを分かりやすく整理してくれています。
IT系の用語はアルファベッド3,4文字程度の似たような用語が多いため、分かりやすく整理してくれていると覚えるのが楽になります。
また、ページ端には試験対策のポイントも書かれており、効率の良い学習の助けにもなります。
本書の表紙に「模擬試験問題」と書かれていますが、この模擬試験問題は過去問から選別された、特に重要な問題を集めたものから作られています。目安として、この模擬問題で8割程度を取れるようになれば、合格圏内の実力を身に付けられます。
ITパスポート試験だけでなく情報処理技術者試験は、出題される問題のうち6割程度は、過去問をそのままか、改変したものが出題されます。
このため、問題演習は過去問を暗記するほどに繰り返すのが、王道の対策です。
超初心者向けの補足・より合格に近づくための問題集
IT関連について、全く自信が無いという人は、まずは下記の書籍で基本知識を獲得することをお勧めします。
この本をお勧めする理由は以下です。
- IT関連の知識を全て図解付きで解説してくれている
- 初心者向けに基礎的な用語に絞って解説している
- この手の本の中では、比較手に薄く、気軽に読みやすい
これ1冊では、ITパスポート試験対策にはなりませんが、ITパスポートの参考書を読んでみてもイマイチ理解できなかった場合は、本書から入るのをお勧めします。
問題演習を中心に勉強したという人は、以下をお勧めします。
かんたん合格ITパスポート過去問題集 令和4年度 春期 かんたん合格シリーズ
過去問5回分が収録されているため、過去問演習という点では、この問題集を2,3回程度繰り返せば十分に演習ができます。
ITパスポートは、出題範囲が広く、IT業界の最新動向に合わせて毎年アップデートされます。
IT系の資格の中では簡単な試験と言われてはいますが、知らないと正解できない問題がほとんどです。
このため、合格率は50%程度であり、ナメていると不合格になる試験です。
受験料を無駄にしないためにも、対策して臨むのがお勧めです。
ご参考になりましたら幸いです。
以上
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