IT系の中でもマニアックな職種が、数学や科学技術系に特化したSEです。
ニッチな業界・技術分野のため、転職するのを難しく感じている人もいるかもしれません。
本ページでは、実際に科学技術系分野のSEとして働く筆者が、数学や科学技術系のSEの仕事の探し方について解説します。
数学・科学技術系のSEにお勧めしたい転職エージェント
MicrosoftやYahoo等の有名なIT系企業よりも、メーカー系企業の方が数学や科学技術系に特化したSEを必要としています。
このため、転職活動をする際には、IT系特化のエージェントよりも、ITを含めて広範な業種を扱っている大手エージェントに登録するのがお勧めです。
転職エージェントサイトによって扱う企業に若干の差があるため、転職エージェントサイトに複数登録するのがお勧めです。
ただし、登録し過ぎても管理が面倒です。
以下の2社に登録しておけば、業界のほとんどの企業を網羅できるので、まずはこの2社に登録するのがお勧めです。
数学・科学技術系のSEに転職したい人にお勧めしたい転職サイト2つ | |
リクルートエージェント |
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Doda |
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数学・科学技術系の仕事を探すコツ・注意点
転職エージェントに登録後、検索キーワードで以下のようなキーワードで検索すると、希望の求人を見つけられる可能性が高いです。
- 光学機器 システム
- 計測機器 システム
- 自動運転 システム
光学機器、計測機器メーカーは、日本のものづくりの技術を基に海外でもシェアを持つ企業が沢山あります。こうした機器はハードウェアだけでなく、画像処理等のソフトウエアの技術が必要であるため、SE/PGにも活躍の場があります。
また、日本国内の企業で海外でも活躍している企業としては、大手自動車メーカーが有名です。こうした企業では、今後の自動運転の実用化のため、センシング技術の研究開発に積極的に投資をしており、SE/PGの募集を積極的に行っています。
ただし、注意点としては、古いタイプの企業はお勧めしません。
具体的には、役員のほぼ全員がハードウエア部門出身である等です。
こうした古いタイプの企業はソフトウエアよりハードウエアを重視する傾向があります。
ハードウエアのように目に見えるものは手間をかければ良いものができるというのを理解してもらいやすいのですが、ソフトウエアはITに詳しくない人には何故お金がかかるのか理解されないという問題があります。
ソフトウエア部門に十分な予算が割り振られないと、残業が常態化する等、苦しい状態になってしまいます。
一度は転職エージェントと話してみることがお勧め
転職エージェントに登録すると、非公開求人を紹介してもらえたり、業界知識が豊富なエージェントの助言を受けたりできます。
また、上で記載したような社内の内部事情(ソフトウエアに対してハードウエアと同等かそれ以上に投資する起業か)といったことを教えて貰うことができます。
慣れない転職活動を我流でやっていると、能力・スキルのマッチしない企業に応募・選考落ちを繰り返して時間と精神力を浪費してしまうこともあります。
転職エージェントと話すと、多くの企業を紹介してもらえます。その中には、有名企業もあれば、あまり馴染みのない企業もあります。
つい有名企業に目が行ってしまいますが、隠れた優良企業の中から自分のスキル・経験にマッチした企業に応募することで、効率よく転職活動を行うことができます。
他にも、転職エージェントに何となくでも自身の希望を伝えることで、より、自分の適性・希望条件に合った求人を紹介してもらうことができます。
ただし、転職エージェントはあくまで、あなたの転職をサポートしてくれるだけの存在です。
あなた自身が明確に転職の意思を持って活動しないと、転職エージェントとしても本気でサポートはしてくれません。
自分が転職により達成したい事を伝えるのはもちろん、避けたい事・やりたくない事も伝えておくのがお勧めです。
具体的には、
・リモート勤務を導入していない企業は避けたい
・人間関係が親密過ぎて煩わしそうな少人数の企業は避けたい
等です。
言い難い希望も最初にハッキリ伝えておかないと、転職エージェントが紹介する企業が自分の希望にマッチしないことになってしまいます。
転職するなら若いうちがお勧めな理由
20代等の若手の内だと、大したスキルや経験が無く、転職でアピールできる材料が無いと感じているかもしれません。
もし、現職にとどまることで、自分の望む経験を積めるなら、転職を先延ばしにするのもアリだと考えます。
逆に、このまま今の職場にいても、それほど経験を積めそうに無いと感じているなら、1歳でも若いうちに転職した方が有利です。
特に、30代中盤以降は、これまでの職歴と募集職種とのマッチング度合いを重視されます。
また、マネジメント経験や一定以上のスキルレベルも求められ、転職のハードルが上がります。
もし、希望の転職先から内定を貰えなくても、若い内なら自分に不足しているスキルを考え、キャリアの修正を行うこともできます。
このため、少しでも転職したいと思っているなら、1歳でも若いうちに活動してみるのをお勧めします。
最後に
転職活動が面倒だと感じることもあると思います。
ですが、現状を変えない限り、今ある不安は残り続けます。
中途半端な気持ちで現在の仕事に取り組んでいても、昇給しにくく、キャリアも気づきにくくなっていき、転職するのが困難な人材になっていってしまいます。
もし、ご自身の中に「これをやってみたい」というモチベーションがあるなら、それを大事に行動されることをお勧めします。
ご参考になりましたら幸いです。
以上
数学・科学技術系のSEに転職したい人にお勧めしたい転職サイト2つ | |
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