【経験談】スマホの触りすぎをやめて読書・勉強量を増やすためにKindle Paperwhiteが有効という話

なんとなく、本当になんとくスマホを取ってしまう。

一度スマホを手にしたら、なんとなく、本当になんとなく、SNSやニュースサイトを見てしまい、気が付いたら10分15分は経っている。本当に時間の無駄だと思いながらも、ついやってしまいます。

油断するとスマホの使い過ぎで1日が終わってしまうため、後悔しないためにも、スマホとの付き合い方には注意しているつもりです。

本記事では、スマホとの付き方を改善するための方法を、書籍からの情報、個人的な経験談を交えて書いていきます。

 

 

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「こんなの原子爆弾くらいだぞ」という話

発明者が後悔した発明

多くの場合、何かを発明・開発した人というのは、その事を誇りに思うものです。

ただし、いくつかの発明・開発については本人がその発明・開発を非常に後悔したという話があります。

代表的な例は、ダイナマイトを発明したノーベル、原子爆弾を開発したオッペンハイマーです。

彼らは自分の生み出した物が戦争に利用され、多くの人を死に至らしめることについて、後悔の念を持っていたそうです。

 

iPhoneの開発者は後悔している

私達が気軽に利用しているスマホについても、開発者は自分たちの作ったものが本当に社会のためになるのか、害になるではないかと罪の意識にさいなまれていると聞きます。

iPhodやiPhoneの開発に携わったアップル社の幹部トニー・ファデルもスクリーンが子供たちを夢中にさせる点について同意見だ。

冷や汗をびっしょりかいて目を覚ますんだ。僕たちはいったい何を創ってしまったんだろうって。うちの子供たちは、僕がスクリーンを取り上げようとすると、まるで自分の一部を奪われるような顔をする。そして感情的になる。それも、激しく。そのあと数日間、放心したような状態なんだ」

書籍「スマホ脳」より

シリコンバレーの巨人たちも、自社の製品への後悔の念を露わにしている。特にSNS関係でそれが顕著だ。

書籍「スマホ脳」より

スマホやSNSは便利な物ですが、開発者側は相当な罪悪感を持っていることが伺えます。

というのも、開発者はユーザーを夢中にさせることを追求するあまり、ユーザーの人生に悪影響をもたらすことを分かった上で開発してしまったからです。

 

極端な話ですが、ダイナマイト・原子爆弾・スマホと並べてもおかしくないのではないか、という気すらします。

これからは、個人個人でスマホとの上手い付き合い方を身に着ける必要があると考えます。

 

知恵袋にはこんな悩みも

最近スマホの使い過ぎのせいか数分前にあれしようと思っていたことを忘れてしまう事があったりたまにボーっとしてしまう事があったり脳の衰えを感じるんですが、頭を使う為に勉強でもした方がいいですか? スマホを使いすぎると脳が溶けるという噂があるので心配です。ちなみにまだ20代です。

Yahoo! JAPAN 知恵袋より

スマホ使いすぎてしんどいです。 やめたいのにやめれません。 親はスマホとかどれだけ使ってもいいよー、ってタイプなので没収とかされたことないので余計にです。

Yahoo! JAPAN 知恵袋より

勉強しないといけないのにスマホばかりしてしまう人や、スマホの使い過ぎで脳機能の低下を感じているにも関わらず、止めたくても止められないという人は多いです。

 

 

なんとなくスマホを手に取るのを止めるための対処法

対処法として有効なものが3つと考えています。

 

ゲーム等のアプリは完全に消す

私は一時期、パズルゲームのアプリにハマった経験があります。

ゲームアプリは感心するくらい人間の心理を分析していて、ゲームに熱中させるための仕組みが沢山盛り込まれています。

正直、ユーザー側の努力で太刀打ちできるものではなく、ハマるか全くやらないかのどちらかしかないと感じます。

私はプライベートな時間は一時間に何度もスマホをチェックしてしまう状態だったのですが、ゲームのアプリを削除して数日我慢すると、ゲームは気にならなくなりました。

中途半端に止めるのが一番難しく、完全に削除するのをお勧めします。

 

運動でセルフコントロール能力を鍛える

スマホを触りたい、お菓子を食べたいといった欲求は、セルフコントロール能力を高めることで抑えることができます。

セルフコントロール能力を高めるためには、脳の前頭葉という部分を鍛えるのが有効です。

前頭葉は年齢とともに機能が上下します。子供の内は前頭葉が未発達のため、多くの子供は自分の感情を制御できません。また、前頭葉は加齢とともに衰えるため、年を取るとキレやすくなる人が出てきます。

前頭葉は鍛えることも可能で、前頭葉を鍛えておけば様々な欲求に打ち勝つことができます。

24人の学生を対象として、2か月に及ぶ運動プログラムが自己規制に及ぼす影響をしらべた。
(中略)
被験者たちは知的抑制能力を測定した2つのテストの結果が向上しただけでなく、自己規制に関連するあらゆる行動が改善された。

書籍「脳を鍛えるには運動しかない!」より

たとえウォーキング程度の軽い運動であっても、何も運動しないよりは遥かに脳に良い効果があると言われています。

目安としては、週2時間程度の運動を継続して行うのが脳に良いそうです。

私は、地味な運動ですが、踏み台昇降を3年ほど継続して行っています。天気によらず自宅で簡単にできるのでお勧めです。

それでもダラダラしてしまうことはありますが、運動してない頃に比べればやろうと思ったことができていると感じます。

運動を続ければ解決するとまでは言えませんが、健康のためにもやって損はないです。

 

何かに置き換える

オレゴン大学のバークマン教授は「悪習をひたすらに我慢しようとするよりも、別な習慣に置き換える方がずっと簡単であり、悪習を改めやすくなる」と言っています。

お勧めしたいのが、ついスマホを触りそうになったら、代わりにKindle端末を持つことです。

 

Kindle端末は見た目がスマホに似ているせいか、なんとなくスマホを触りたくなった時に、スマホの代わりにKindleを触るという動作は抵抗なくできると感じます。

コツはKindle端末をスマホよりも手に取りやすい場所に置いておき、何となくスマホを触りたくなったときに、Kindle端末を手に取るようにします。

Kindle端末は読書しかできないので、Kindle端末を操作すると「そういえば、買ったけど読んでなかった本があったな」「勉強をしようと思って買った本があったな」などと一旦はスマホから注意をそらすことができます。

想像してみて欲しいのですが、今後の人生でなんとなくスマホを触る時間を、Kindleで読書をする時間に変えられたとしたらどうでしょうか?

おすすめとしては難しい本ではなく、比較的に軽めの本が良いです。スマホを触ろうとしていたところから、難しい本を読む気分に切り替えるのはハードルが高いためです。

本でなかったとしても、漫画を読むのも良いと考えています。

漫画も沢山読んでいると、様々なジャンルの知識を身に着けられるため、冊数を読めばかなり博識な人間になれます。

 

 

おわりに

スマホを使う時は、そのアプリやWebサイトはユーザーを依存させようとしているかどうか?と考えて使うだけでも、スマホとの適切な距離を保つために役立つと思います。

蛇足ですが、スマホのことは嫌いになっても当ブログのことは嫌いにならないで下さい!

 

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ご参考になりましたら幸いです。

以上

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