サラリーマンでも出来る観賞魚・熱帯魚関連の副業を紹介!

 

日本が誇る水産資源、特に魚類のNo.1は何かご存知でしょうか?

高級な魚と言えば「海のダイヤ」と呼ばれるクロマグロ(初競りでキロ単価約3万円程度~)ですが、キロ単価でみた場合には錦鯉がぶっちぎりの1位(高級品だとキロ単価相当で10万円以上~)です。

品評会で入賞するレベルの錦鯉なら、1匹でサラリーマンの年収を上回る価格のお魚様もいます。

そんなに高価なら「錦鯉を養殖して儲けるか!」と思ってしまいますが、大きな池を用意したり、ブリーディングの手間を考えるとサラリーマンが副業でやるにはハードルが高いです。

私は小学生の頃は、地元の図書館の観賞魚の本は一通り読み、暇さえあればの熱帯魚の水草水槽レイアウトを考えるのが趣味でした。

そうした私の生臭い経験から、観賞魚に関連した副業でサラリーマンでも出来そうな物を紹介させて頂きます。

 

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サラリーマンでも出来る観賞魚・熱帯魚関連の副業

流木の採取


そもそもなのですが、熱帯魚を飼った事が無い人には、なぜ木の破片にお金を出すのか理解されないかもしれません。

なぜ流木にニーズがあるか以下に説明させて頂きます。

  • 水草を食べてしまう魚もいるため、水槽の飾りには石・流木くらいしか入れられない場合がある
  • 同体積の石より流木の方が軽くて扱いやすい(仮にも水槽に入れるので、石の重量でガラスにヒビが入る事がある)
  • 水草と違って手間がかからない(水草は環境が合わないと枯れるし、環境バッチリだと増えすぎて剪定作業に手間が掛かる)

価格の相場としては、成人男性のスニーカー(片側)程度の大きさの流木が約1000円程度で売られています。

 

流木が売れる事はご理解いただけたかと思いますが、販売には以下のような注意が必要です。

  • 公園などに落ちてる木の枝などは流木ではない(普通に水に浮くので水槽に入れるには不適です)
  • そこら辺の川に沈んでいる流木をそのまま売ってはダメ

その辺の木の枝が流木にならないのは、直ぐお分かり頂けると思います。川に沈んでいる流木をそのまま売ってはダメな理由は「水質」です。

水たまりに落ち葉が貯まって、茶色っぽくなっているのを見たことはないでしょうか。

それと同じことが流木でも起こり、水槽の水が茶色っぽくなり、水質も変わってしまう場合があります。

これを防ぐために、アク抜きといって、木の出汁(?)成分を抜く作業が必要です。(した方が高く売れます。していないとクレームが来てもおかしく無いです。)

アク抜きは流木を煮沸したり、専用の薬剤(数百円で市販されています)を使用します。

こうした下処理をしない場合は、「アク抜きしてません」等を表記しておいた方が無難ですが、その分価格は下がります。

 

メダカの繁殖

以前は、メダカと言うと1匹10円、20円でしか売られていませんでしたが、最近では品種改良により珍しいメダカもいてペットとして取引されています

最近のメダカは名前もカッコいいです。個人的にカッコいいと思うメダカを幾つか紹介させて頂きます。

↓「北斗」

↓「オロチ」

↓「黒龍」

…。「名前は派手だけど、ただのメダカじゃん。」と思った人もいるかと思います。
……まあ、ね。人間だってキラキラネームとかありますし。。。

 

メダカの価格は数百円~数万円程度と品種によって差があります。

メダカは飼育し易い魚ですが、売れるものに仕上げるには手間がかかるため、世話好きな人でないとツラい所はあります。

特に、稚魚の世話が面倒で、親と同じ水槽だと親が子供をエサと間違えて食べてしまったり、子供のうちは体力が無いので死んでしまいやすかったり、、、立派な成魚に育てるためにはノウハウや手間が必要です。

愛情をもって育てて欲しいという思いから、厳しい面を書いてしまいましたが、我が仔が立派に育つさまを観るのは遣り甲斐があります。

 

生体であるため、販売ルートの確保には注意が必要です。

懇意にしているペットショップのオーナーに相談、ヤフオクなどの方法があります。(個人で輸送する場合には十分な注意が必要です。)

 

水草の栽培

先ず、基本的な事ですが、水草にも売れるのと売れないのがあります。

理科の実験などで使われる「オオカナダモ」などは繁殖力が強く直ぐに増えるため、価格も安いので、個人で栽培しても利益は出ません。

そこら辺の川の水草を取って来ても多分売れません。繁殖力が強い事以外に、日本に自生している水草と熱帯魚水槽に使われる水草の品種は違う物が多いため、人気が無いという理由もあります。

 

また、水草を育てるためには、水槽、照明、二酸化炭素を溶かす器具、肥料などが必要でそれなりに手間がかかります。

ただ、水草の種類によっては、気中葉とよばれる葉をもつタイプがいます

水草は本来は水中の植物ですが、自分が生えている場所の水が干上がった場合に、水中用の葉っぱを捨てて、地上用の葉っぱを新しく出す事ができるタイプがいて、この葉っぱを「気中葉」と呼びます。

地上で育てる方が、水中で育てるよりも簡単であるため、お店では気中葉の形で売っている所も多いです。

こうした気中葉で水草を量産して販売する方法もあります。

 

日本国内で栽培するなら、日本にも自生しており鑑賞に用いられる事の多いものがお勧めです。

具体的には「アンブリア(セイヨウキクモ)」などがお勧めです。アンブリアは繁殖力が高くて増やしやすく、まとめて植えると綺麗であるため人気もある定番の水草です。

↓こういうやつです。

水草と言えど生体であるため、販売ルートの確保には注意が必要です。(暑すぎ、寒すぎる所に放置されると枯れます。)

 

 

おわりに

生体の輸送の手間を考えると、流木の方がやりやすいです。

特に魚だと、買った直後に病気になったり死んでしまったりする場合もあります。

観賞魚にとって輸送や環境の変化は大変なストレスとなるので、出来れば飼育のノウハウを持った人に譲る方がトラブルは少なくて良いです。

 

観賞魚系の副業をいつくか紹介させて頂きましたが、相手は生き物なのでやるならば愛情をもってやって頂けたらと思います。

 

 

ご参考になりましたら幸いです。

以上

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