ネスぺの教科書・参考書のオススメ5冊&試験対策にはケシカラヌ1冊

私はネットワーク系の業務は未経験でしたが、ネットワークスペシャリストに一発合格出来ました。

 

未経験という事もあり、参考書・テキストも基本レベルから色々と買う必要があったので以下について紹介します。
・勉強の際に使って良かったと思う参考書の特徴(ポイント)
・参考書をどのように使ったか

 

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初心者にはハードルが高すぎた本

この書籍は試験対策としてはケシカラヌ

確かに良書ですが、これからネスぺを受験する方にはあまりオススメはしません。

その理由は以下です。

  • ネットワークスペシャリストの対策本ではない
  • ビジュアル的(視覚的)に分かりやすいとは言い難い

もし、最短・最速・確実に試験に合格したいなら、過去問ベースの学習や、試験に準拠したテキストを使うのが良いです。

本書はネットワーク分野の良書ですが、試験対策本としては、個人的にはお勧めしません。

本書をお勧めする人も多いのですが、正直、けしからぬ思いです。

 

学習の最初に入門書として読んだ参考書

この参考書のポイント

ネスぺの基礎知識をポケットサイズの1冊にまとめてくれています。

この参考書の使い方

最初にネットワークスペシャリスト試験の参考書をいくつか読んでみたのですが、その感想は「全く分からない」でした。

この本はごく基本的なことに絞って解説をしてくれているので、ネットワーク初心者の方はこの書籍から入ることをお勧めします。

応用情報に合格する程度の力がある人なら、本書を読みこなす事ができると思います。

ただし、これ一冊だと合格レベルに到達するのは難しいので、あくまで入門書としておくべきです。

本格的なネスぺの参考書を読む前に、前提知識を得るために読むのに丁度良いレベルです。

 

メインで使った参考書(電子書籍版も貰える!)

この参考書のポイント

・図が適度にあり視覚的に分かりやすい
・紙書籍の購入者はPDF版を無料ダウンロードすることが出来る

この参考書の使い方

体系的に知識を整理して覚えるために使用します。

この手の参考書はページ数が多く持ち運ぶのが大変であるため、ダウンロードしたPDFをスマホに入れていました。

暗記のためには繰り返し学習が効果的であり、1冊の参考書を繰り返す方が学習効果が高いです。

主には紙の本を使いましたが、荷物が増えると嫌な時はスマホに入れたPDF版で繰り返し学習していました。

因みに紙版を主に使った理由は以下です。
・本を持った時の左手、右手の厚みと本の内容をリンクさせて記憶できるから
・スマホだと目が疲れるから

 

メインで使った問題集

この参考書のポイント

年度単位での掲載では無く、分野別に問題を整理した過去問題集です。

分野別のメリットは以下です。
・特定分野の問題を連続して解ける
→類似問題で知識・問題パターンを覚えられる
・自分にとっての得意・不得意分野が分かる
→その後の学習や本番での問題選択の際に参考となる
・午後2問題の要約問題を出題してくれている
→午後2問題を短時間で演習出来る(目安:3時間→1.5時間)

この参考書の使い方

分野別に整理してくれているので、素直に前から順番に、分野単位で学習していきました。

同じ分野の問題を連続して解くと、その分野の知識・パターンが見えてくる効果があり学習効果の高さを感じました

また、苦手分野が明確になると対策もし易くなります。分野別の問題になっているので、解いていけば苦手分野が直ぐに分かります。

試験直前期は苦手分野に絞って学習することで効率よく点数アップを狙えます。

他にも午後2試験をそのまま掲載するのではなく、午後1の文章量と同程度に要約して出題してくれているのが嬉しいです。

午後2は1題が2時間の配分で出題されます。これに答え合わせをし、解説を読んでいると1題の演習に3時間もかかってしまいます。

この問題集は午後1と同程度にまで要約されているので、1時間半程で演習可能です。

これらは3カ月で一発合格できた理由の一つと考えています。このシリーズは情報処理試験の際は必ず買っています。

ただし、問題数を多く掲載する事を優先したためか、解説は初心者の私には分かり難かったです。

 

過去問の最も詳細な解説が欲しくて買った参考書

この参考書のポイント

・午後問題の解説が非常に詳しくされている(おそらくこれより詳しい解説は無いです)
問題文は1題で4,5ページなのに対し、解説は20ページ位あります。

基礎から解説してくれているだけでなく、図やアンダーライン等が入っており視覚的にも分かりやすい
ネットワーク系の問題では図がある方が圧倒的に分かりやすいです。どの機械とどの機械がどう接続されていて、どのようにデータが流れているかを文字だけで理解するのはかなり辛いです。

・過去問の予想配点が記載されている

・問題の難易度についても触れられているので、学習の参考になる

この参考書の使い方

上で述べた通り、過去問は分野別に演習していました。ただし、「重点対策」の過去問の解説は図も少なく、説明も簡単で理解し難かったです。

おそらく、応用情報レベルのネットワーク問題で苦戦する人(私)には普通の参考書ではネスぺの解答の解説文すら難しいです

最初は、他の問題集の解説だと、どうしてその解答になるのかが理解できず、夜中に1,2時間悩むこともありました。

こうして悩むのは非効率的であったため、ネスぺの礎、ネスぺの剣など買える物は全て買いました。(1年分の過去問が1冊になっています。)

重点対策で分野別に解く問題を決めて、解説はネスぺの礎などを見るという贅沢な学習をしました。

社会人なので、お金よりも時間を重要視して学習しました。

27年版の解説だけでなく、シリーズとして以下があります。

試験に合格された方はほぼ全員買っていると思われるくらい評判の参考書です。

それだけに、直前期には品薄になる物もあるため、お早目の購入をお勧めします。

 

移動中の演習、問題・解答パターンの暗記のために使用した参考書

この参考書のポイント

・末尾に午後問題を一問一答形式にパターン化した章がある
・コンパクトなサイズながら午後問題の演習もできる
・問題を細かく区切り、設問・解説を入れているので細切れ時間で少しずつ解ける

この参考書の使い方

まずは、末尾の午後問題の一問一答を暗記して解答パターンを身に着けるために使いました。

また、通勤中の電車のようなスキマ時間で過去問の午後演習に取り組むためにも重宝しました。

過去問は最低でも同じ問題を2回以上は解きましたが、そのための時間の確保が難しく、スキマ時間でも出来る本書は重宝しました。

 

 

補足:応用情報を飛ばしてネスぺを受ける場合や、応用情報であまりネットワークの勉強をしなかった場合

ネットワークの基礎から勉強したい場合

私は応用情報を取得した後に、ネットワークスペシャリストを受験しました。

応用情報の対策ではネットワークの勉強にも力を入れました。

ネットワーク初心者だったので、応用情報の問題も解くのに苦労しましたが、以下の書籍を2回通り読むとネットワークの基本的なことはかなり身に付いたと感じます

応用情報を受験する際に、その内にネットワークスペシャリストを受けるつもりで勉強していました。

このため、応用情報の対策本に加えて、ネットワークは他にも本を読んで勉強しました。

上記は、初めてネットワークを勉強する人でも分かり易いように、初歩的なレベルの用語から図などを用いて詳しく解説してくれています。

以下の様な人は本書を読んで、基礎を固める事をお勧めします。

  • 応用情報は持っているけど、実はネットワークはほとんど勉強していない人
  • 本当にネットワーク初心者の人

 

ネットワークを始めて勉強する人や気分転換用にお勧め

この参考書のポイント

・ネットワークの勉強を「マンガ」で出来る
・表紙からは想像できない程に真面目に解説してくれている
・レベルとしては簡単な内容から突っ込んだ内容までカバーしている

この参考書の使い方

本書は、ネットワークスペシャリスト用の参考書ではないため、あくまでも補助的に利用するのがお勧めです。

漫画なのでとっつきやすく、初めてネットワークを勉強する方や、勉強の気分転換がてらに読むのがお勧めです。

とはいえ、Well-kownポートの一覧など、かなり細かいレベルの知識も出て来るので、真面目に読めば勉強にも耐えられるレベルです。

 

おわりに

↓私がネスペ用に購入した参考書達です。
上記では紹介を割愛したものもいくつかあります。

これだけ購入するのは多いのか少ないのか、他の合格者の方と比較したことが無いので良く分かりませんが、絶対に一発で合格したかったので全力で挑みました。

皆様の合格をお祈り申し上げます。

 

以上

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NW(ネスペ)
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