プロマネ未経験ですが、プロジェクトマネージャ試験に合格しました!
今後受験される方のご参考、自己の記録にと思い、学習期間や学習内容についてまとめました。
別記事には試験のコツや苦労、工夫もまとめているので、宜しければご参考にして下さい。
全体的な所感
「論文試験」と聞いてかなりハードルが高く感じていました。
私は卒業論文とかは担当の先生に真っ赤にペン入れされていたタイプです。
最初はとにかく合格イメージを作ることをしました。
(内容は左の記事にまとめています。合格者の経験談!プロジェクトマネージャ試験の難易度は?1冊の本で簡単な試験になります)
ただ、蓋を開けてみると論文というよりはレポートで、書く内容が準備出来ていれば合格出来る試験でした。
予想外にキツかったのは、2時間で2000字以上の論文を書き上げる事で、腕の筋肉が痛くて最後は文字を書くのが辛かったです。
試験対策について
開始時期
試験の3カ月半くらい前、ちょうど大みそかあたりから開始しました。
仕事の繁忙期と学習時期が重なりそうだったので、勉強はやや早目に始めました。
ただし、午後2の対策の手間を考えると3か月半前は決して早すぎることは無かったと考えます。
午前2対策
私はプロマネ試験を受ける前に、基本情報処理、応用情報処理、セキュリティスペシャリスト、ネットワークスペシャリストと受験しました。
その経験から言うと、プロマネ試験は暗記としては一番楽でした。応用情報処理の内容に毛が生えた程度です。
SEとして仕事をしつつ、プロマネ系の本を一冊でも読んでいて、応用情報を取得していれば、6割程度は取れる、といった印象でした。
午前2だけなら、過去問演習を5回分もやれば十分すぎる対策ができます。
基本知識の整理・問題演習のために以下の2冊の参考書を買いました。
午前・午後を含めて試験対策に使ったのは以下の2冊だけです。
ポケットスタディ プロジェクトマネージャ[第2版] (情報処理技術者試験)
この2冊の参考書をどう使ったかは別記事で詳しくまとめました。
【2冊を徹底活用】プロジェクトマネージャ試験のオススメ参考書
試験対策とは別に私が業務のために読んでいた本は下の記事に書かせて頂きました。
プロジェクトマネジメント関連のオススメ本
午後1対策
午後1試験は2月の頭頃から対策を始めました。
初回から4割程度はとれたのですが、なかなか6割以上は得点出来るようになりませんでした。
解答に盛り込むべきポイントを抜かしてしまうことが、しばしばあり、なかなか高得点は取れなかったです。
1日1題は問題を解いて、脳ミソを試験に慣らすことを心がけました。
毎日読めば読むスピードも上がってきますし、回答パターンも徐々に見えてきます。
(詳細はこちらにまとめました。プロマネ試験の午後1で80点以上とった勉強法・解答法)
午後2対策
論文対策はかなり骨が折れました。
1月末に最初の一本を書いたのですが、
プロマネとして何をどうしたかを説得力のあるストーリーで書くことが出来ませんでした。
因みに、私はプロジェクトマネージャをやったことはありませんでした。
2000字という長文なので、適当なでっちあげ話で書こうとすると、途中で話のつじつまが合わなくなってしまい、何度も書き直す必要がありました。(このあたりをどうしたかは別記事にてまとめています。マネジメント経験無しでプロマネ試験の論文を書く方法)
最初の一本は日曜の14時頃から書き始め、休憩等を挟みつつ、23時頃に最初の一本が完成しました。
最初の一本の出来は、今思えばひどい出来でした。前半と後半のつじつまが合っておらず、自分で読んでも何だこりゃ?と思うような物でした。
ですが、2回、3回と書くたびに上達していきました。
慣れてきても一本書くのに3~4時間はかかっていたため、本番では以下の作戦で行くことにしました。
・ネタをできるだけストックしておく
・あまり考えすぎず、ネタをほぼそのまま書く
結局、ちゃんと論文を書いたのは4回、あとはネタの整理を9パターン程行いました。
本番では、用意していたネタ(ストーリー)をほぼそのまま使いまわせる問題が出た事もあって、合格することが出来ました。
用意していたネタがどれだけ使えるかは運用素もありますが、製造側のマネジメント・運用、客先調整の側のマネジメントで各7パターン、合計14パターン用意しておけば大体はなんとかなると見ています。
その他
確かに論文試験は厄介でしたが、難易度としてはネスペの方が上だったと感じます。
プロジェクトマネージャ試験という名前ですが、マネージメントする側だけでなく、される側もこのスキルがあることでプロジェクトを円滑に回せると感じます。
このため、プロマネ未経験者にも積極的な受験をお勧めします。
↓以下、プロマネ対策のまとめページです。
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