私は過去、3つ高度情報処理試験を受験するにあたり、2回資格学校の通信講座に申し込みました。以下にその2回について、どのような内容だったかをまとめます。
1回目に申し込んだとき:情報セキュリティスペシャリスト
1回目に通信講座に申し込んだときは、初めての高度情報であったため、どんな勉強をすればいいかよく分からず、レベルやスケジュールの指針とするために利用しました。高度情報の区分としては情報セキュリティスペシャリストです。
通信講座の概要
通信講座の概要は、
・午前2、午後1、午後2の実力テストが各1回
・模試(1回)
でした。
感想
取り組んだ感想としては、過去問や本番での試験よりも難易度は随分高かったです。
直前の模試では5割程度しか得点出来ませんでしたが、本番では8割程得点出来ました。
恐らく、通信講座が簡単だと高得点がとれて油断してしまう為、本番で予想されるレベルよりも難しくしているのではないかと思います。
どんな人におススメか
純粋に合格だけすればいい、という人よりも、より高いレベルで合格したい人向けである、といった印象です。このため、初回受験者というよりは、ある程度の基礎がある人の方が学習効果が高いかもしれません。
2回目に申し込んだとき:プロジェクトマネージャ(論文対策)
2回目に申し込んだのは、プロジェクトマネージャ試験の時で論文対策講座に申し込みました。
通信講座の概要
講座の流れは、
テーマが与えられて論文を書く
→採点・講評を貰う
→もう一度同じテーマで論文を書く
→採点・講評を貰う
感想
同じテーマで2回、論文を書くことで、まずは1つのテーマで
しっかり書けるようになることを狙っているようです。
第三者に自分の書いた論文を客観的に評価してもらいたかったので申し込みました。最初に書いた論文ではポイントがズレている、ここではこういう事を書くべき、等結構な量の指摘を受けました。
私にとっては、添削してもらった事以上に、講座の提出期限が定まっていた事が幸いでした。
面倒な事は後回しにしてしまうタイプのため、論文なんて手のかかるものは中々着手出来なかったと思います。
申し込んだ講座では、スケジュール上、最初の1本目を1月中に書かなければなりませんでした。
試験の3ヶ月くらい前に感覚をつかむ事が出来、その後に対策を練る時間を確保する事ができました。
1ヶ月後くらいに再度同じテーマで書いてブラッシュアップを図るのですが、試験対策としては2回書くだけだと全く足りないと考えます。通信講座以外で対策を十分に行う必要が有ります。
どんな人におススメか
論文に抵抗がありなかなか筆が進まなそうな人、ある程度の強制力がないと後回しにしてしまいそうな人、客観的に論文を評価してほしい人。
総合して
講座の受講料は数万円するので、自分に厳しく、ただ合格を目指している人には特には不要だと考えます。
よりレベルアップをしたい人、強制力が欲しい人にはお勧めします。
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