書評ブロガーがaudibleを使ってみた感想・注意点とオススメ作品を紹介!

 

「Amazonのaudible(聴く読書)に興味はあるけど、普通に本を買うのとどっちが良いのだろう?」

買ったけれども読めていない本と冷蔵庫の中で賞味期限が切れたソース類は誰にでもあると思います。

 

私は読書家を自称していますが、それでも読めていない本が沢山あります。

そんな私でも、audibleの聴く読書なら買ったまま放置することもなくなりそうなので興味を持ちました。

 

ただ、本を聴くというのは慣れない行為であるため、右の耳から左の耳に抜けていかないかといった心配がありました。

実際に何冊かaudibleで本を聴いてみたので、感想や注意点等を書かせて頂きます。

 

 

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違和感を感じなかった理由:伝統的なメディアに似てます

実はAudibleは多くの人が慣れている物と同じです

「聴く読書」と言うと新しく感じますが、使ってみるとラジオの一種みたいなものと感じられ、内容も普通に頭に入ってきました。

audibleを使ったことが無い人でも、ラジオならよく聞いている/聞いていた人も多いと思います。

私も学生の頃はよくラジオを聴いていたので、本の朗読を聴くというのに違和感は感じませんでした。

勉強したり、車の運転をしながらラジオを聴いてきた人は多くいるでしょうから、audibleも違和感を感じる人は少ないと思います。

 

 

使う上での注意点・不便な点

audibleを使う時に不便だと思ったことが2つあります。

  1. 朗読なので、黙読と比べてスピードが遅い
  2. 紙の本ではないので、後で読み返したい所にマーカーを引けない

この2つの理由からビジネス書や参考書のように、早く効率的に情報を収集し、必要に応じてポイントだけ読み返したいという場合には向いていません。

 

audibleで本を聴くと2倍の時間がかかります

目安ですが、黙読した方が朗読するより約2倍速く読めます。

  • アナウンサーが話す速度:300文字/分程度
  • 大人が黙読する速度:600文字/分程度

仕事のために読む本など、サッと読んで重要なポイントだけ整理したいという場合には向きません。

ただ、再生速度の調整はでき、1.2倍程度ならそれ程には違和感を感じずに早めることができます。

(3倍速にもできますが、それだと音が途切れてしまう箇所もあり、聴けたものではなかったです。自然に聴けるのは1.2倍速程度でした。)

 

復習し難い

また、audibleは音声であるため、ブックマークを付けておき、読後に復習をするといったことができません。

ビジネス書や参考書等は、後から復習するために、マーカーや書き込みをしたい時もあります。

一通り聴くだけならaudibleでも問題ありませんが、勉強のための読書をしたい場合にはあまりお勧めしません。

 

 

オススメしたい使い方

以下の様な本を読むのにお勧めです。

  • ゆっくり味わって読みたい小説
  • 読んでおきたいが、読む気にはならない本

 

最近、小説を読めていなかった人にお勧め

下記のような理由で、ゆっくり小説を読めていないという人も多いのではないでしょうか。

  • 仕事が忙しい
  • 休みの日は疲れて読書をする気にならない
  • 本を読むとしてもスキルアップのため

私もここ数年ほとんど小説を読めていませんでした。

マーカーで線を引くことも、短時間で効率的に読むものでもないので、小説はaudibleで家事やストレッチをしながら聴くのに丁度良いです。

 

私はaudibleを利用して、久しぶりに森見登美彦さんの作品を鑑賞しました。

1つだけ、audibleで小説を聴く際に注意すべきなのが、声が自分のイメージと合うかです。

シリーズもの等で、すでに自分の中に作品のイメージがある場合、声がイメージと違うと違和感を感じると思います。

audibleはサンプル視聴機能があるので、少し聞いてから購入するのをお勧めします。

 

分厚くて読む気が起こらない本にお勧め

小説以外に、私がaudibleで読んだ本の1つがサピエンス全史です。

この本は面白そうな本なのですが、いかんせん分厚くて読むのをためらっていました。

 

分厚い本でも、家事などをしながら聴けるなら、読む(聴く)気も起るというものです。

私の場合、週末に家事等をやりながら聴いていると、上巻を1か月程度で読む(聴く)ことができました。

 

 

audibleの料金体系

audibleの料金について

audibleでオーディオブックを買うのは3つの方法があります。

  1. 月会員を支払い、好きなオーディオブック1つと交換可能なコインを毎月1つずつ貰う
  2. 月会員を支払い、コインを使わずにオーディオブックを買う
  3. 月会員にはならずに、オーディオブックを買う

月会費は1500円で、会員になるとオーディオブックを30%OFFで購入することができます。

オーディオブックは1冊2000円や3000円程度するものが多いので、
月会費になって毎月コイン(好きなオーディオブック1つと交換可能)を貰うのが一番コスパが良いです。

 

毎月のボーナスタイトルもある

audibleは会員限定で「ボーナスタイトル」という、audibleが指定した1冊を無料で貰うことができます。

ボーナスタイトルは、毎月第1火曜日に更新されるので、会員中はとりあえず貰っておいて、後から聞くようにするのがお勧めです。

 

キャンペーンを利用してオトクに楽しもう

audibleはキャンペーンで、1カ月間無料というのをやっています。(無料期間内に、好きな本1冊と交換できるコインが1つ貰えます。)

1カ月以内に退会すれば全くお金はかかりません。また、退会後も買った本・貰った本はずっと聴けます。

 

キャンペーンを利用して、前々から興味があったけど、分厚くて読む気にはなれなかった本を無料で聴いてみるのもお勧めです。

 


audibleの公式ページを見たい・無料で試したい方はこちら

 

 

 

ご参考になりましたら幸いです。

以上

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