【大学生で100万円を貯金】続けるコツ有り!エクセル家計簿のおすすめテンプレート

 

私は大学生の頃に100万円の貯金を貯めました!

秘訣の1つは「家計簿」です。

 

「そうは言うけど、家計簿って続かないんだよね~」と思われましたか?

確かに、家計簿を続けるのは難しいです。

ですが、自分のお金の収支の把握・改善のために、何に幾ら使ったかを記録するのは必須です。

 

私の家計簿の付け方は、続けられる秘訣があります。

私は1人暮らしを始めて14年間もこの家計簿をつけ続けています。

本記事では、私のやった心理学的に見ても妥当な、家計簿の付け方について書かせて頂きます。

 

ヤワラ
ヤワラ

ページ後半に、エクセルのテンプレートファイルのリンクもあります!

 

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家計簿が続かない理由

人間が嫌がる事の1つが「損失」です。

心理学的には、損失は得をしたときの2倍の影響を持つと言われています。

例えば、100円分の損失を埋め合わせるには、200円分の得が必要になるという事です。

それだけ、人は「損失」を嫌がります。

(大昔の人類はその日暮らしであったため、食料を奪われる事は危機的状況である一方、余分に貰っても腐るだけでした。このため、得をする事よりも損をする事に敏感になったと言われています。)

 

家計簿とは、いわば「お金が減る」という「人にとって嫌な事」を記録する作業です。

嫌な事を続けるのは、余程のモチベーションがないと不可能です。

 

どんなに節約を頑張っても、お金は出て行くものです。

節約を頑張り、家計簿で心理的にも耐えるのは酷な話です。

 

 

私の「増えていく家計簿」の付け方・テンプレート(サンプル)

私の家計簿は、ただ単に使った金額を合計していくものではありません。

節約で頑張った結果を日々分かるようにしています。

ポイントは以下の2つです。

  • 1日あたりの予算を決めておく
    →浮いたお金を日単位で確認できるので、モチベーションが続く!
  • 月単位での臨時予算も持たせておく
    →まとめ買い等の柔軟な対応ができるので、不測の出来事でやめ難い!

 

以下に、具体的な手順を紹介します。

 

手順1.日々生活費を見積もる

自分の日々の行動を振り返り、定食屋・コンビニ・自動販売機などで1日いくら使っているかを思い出して下さい。

平均的な1日で、弁当に450円、自動販売機で120円、定食屋で500円を使っている人は、1日当たり1070円使っているとします。

この金額を「日々生活費」として下さい。

この時に「週末にまとめ買いする費用」や「光熱費」等は除いて下さい。

 

手順2.固定支出を洗い出す

家賃、通信費、光熱費、ジムの会費等の毎月固定でかかる出費を洗い出します。

光熱費の変動する物は過去の明細から最大の金額として下さい。

この合計費を「固定支出」として分けておきます。

 

手順3.「小遣い枠」を決める

食費や通信費以外に、呑みに行ったり、服を買ったり等の大きな出費もあると思います。

これらは、「小遣い枠」としてカウントします。

これは自分の懐具合から決めます。

 

手順4.臨時出費用の予算を決める

手順1で「日々生活費」を決めました。

ただし、1日に使う金額を決めてしまうと、まとめ買いすればお得な商品でも、1日の予算をオーバーするので買い難くなります。

また、通院等があると簡単に予算オーバーしてしまいます。

そこで、バッファーとして臨時出費用の予算を決めます。

人にもよりますが、最初は1万円程度を見込むのがお勧めです。

 

手順5.1か月の収支・貯金を見積もる

お給料を貰ったら、手順1~4で決めた予算を基に1か月の収支・貯金を見積もります。

給料が20万円の場合は以下の様に分ける事が出来ます。

  • 日々生活費:1070円×30日
  • 固定支出:10万円(例です)
  • 小遣い枠:3万円
  • 臨時出費用の予算:1万円
  • 貯金:2万7900円

貯金を増やしたい場合は、どの費用を幾ら削るかを検討してやり直します。

 

手順6.家計簿の付け方

家計簿は「エクセル」等の表計算ソフトを使うのをお勧めします。

有料のエクセルは勿体ないので、無料で似たようなソフトも有るのでそちらでも良いです。

 

データをどの様に入力するかは、下の図に例を描きました。

  • 1行(横方向)に1日の出費を入力します
  • 生活費の列(縦方向)は、その日の食費や日用品等の出費を入力します
  • バッファー列には「生活費として入力した数値」と手順1で決めた「日々生活費」の差額を記入します
  • 今月の生活費の余力は、バッファー列の合計で分かります

 

月初めに、バッファーと小遣いの予算が支給され、毎日、日々生活費が支給される仕組みです。

こうしておくと、日々の節約を頑張ればバッファーの数値を増やしていけるので、節約効果を確認し易いです。

今月の残金がただ減って行く家計簿に比べて、節約を頑張れば記録を付ける楽しみが出来るので続けやすいです。

 

また、先取貯金が出来るのでお金も溜まりやすいです。

 

フォーマットのダウンロードはこちら

こちら(↓)に私が付けている家計簿のエクセルファイルのフォーマットを準備しました。

家計簿フォーマット_テンプレート

分かり易いように記入例も入れたので、どうぞご利用下さい。

 

 

おわりに

大学生の頃に100万円の貯金はやり過ぎだったと思います。

方法としては真似をして頂き、学生さんは貯めたお金を自己投資に使って下さい!

 

 

ご参考になりましたら幸いです。

以上

コメント

  1. ameike より:

    非常に考えられている家計簿ですね。

    私が家計簿を付ける時は1週間1万円の予算、固定費見込(口座振替等)、光熱費見込、タンス貯金(毎月千円)、口座貯金を抜いたものから1ヶ月分のバッファ(自由費/ここで言う小遣い枠?)を組むだけの、生活費を見積もらない適当型になってしまっています。汗;

    表計算ソフトの画像はOpenOfficeですよね?
    昔使ってました。懐かしいです!

    • yawara より:

      ameikeさん!資格の勉強でお忙しいなかコメント有難う御座います!

      ameikeさんの家計簿も充分につくり込まれていると思いますよ!つけていない人も多いですし。

      OpenOfficeとバレましたか。エクセルという高級ソフトを買う予定はなく。。
      仕事への投資として買った方が良いとは思うのですが、不良社員なものでorz