米国株に積立て投資出来るアプリ「ワンタップバイ(One Tap BUY)」で株を買われている方も少なからずいらっしゃると思います。
ワンタップバイで買える米国株に「シスコシステムズ」があるのはご存知でしょうか?
私はIT系の企業で働いていますが、ネットワーク関係の勉強をするまでは「シスコシステムズ」という会社は知りませんでした。
IT系で働いている人間で「シスコシステムズ」を知らない人がいるのですから、IT系で無い人にとっては全くの無名と言っても過言ではないのかもしれません。
本記事では、実はネットワークスペシャリスト(経産省認定)である私が、ネットワークの企業である「シスコシステムズ」について書かせて頂こうと思います。
(試験勉強、辛かったです(泣)。)
シスコシステムズとはどんな会社?
簡単に言うと、ITネットワーク製品分野での世界的な大企業です。
ネットワーク製品とは下の様な物です。
Wifiルータなら皆さんのお家にも在るのではないでしょうか?
シスコシステムズはもっと大規模な、企業等で使われるルーター等の機器を作成しています。
インターネット等のITネットワークの発展と共に拡大してきた企業で、ネットワーク関係の仕事をしている人で「cisco」を知らない人は、いないと言っても過言では無いです。
パソコンと言ったらマイクロソフトという位の認知度です。(Macも勿論好きですよ。)
シスコシステムズが業界のスタンダードを築いている話
ネットワーク関係の資格に、CCNA,CCNP,CCIEといった資格があります。
実技を伴うネットワーク系の資格の中では(少なくとも)日本では一番メジャーです。
CCIE等の資格は、シスコシステムズが運営する資格で、企業の募集要領にも「CCIEをお持ちの方歓迎」と書かれる程の地位を確立しています。
特に、最高ランクのCCIEを取得すると年収は700~900万円程度を稼ぐことが出来ます。
国家資格の「ネットワークスペシャリスト」よりも評価されます。
CCIE等の資格は、シスコシステムズが運営している資格であるので、実技問題にはシスコシステムズの製品を用いた問題が出ます。
つまり、「ネットワーク系の実技の資格を取る」事は「シスコシステムズの製品に詳しくなる」という事を意味します。
シスコシステムズの製品に詳しくなると、当然、ネットワークを構築する際には、シスコシステムズの製品を使おうという流れになります。
実際の所、シスコシステムズはネットワーク機器において、デファクトスタンダード(事実上の標準規格)となっています。
いわゆる「経済的な掘」を持っているわけです。
※「経済的な堀」については書籍「千年投資の公理」が参考になります。
今後のネットワークの需要とシスコシステムズについて
ネットワーク通信の需要は世界的に見て、今後も増加するのは間違いないです。
先進国のみならず、発展途上国でもネットワーク基盤の需要は増えます。
また、ネットワーク機器自体も5年程度で寿命、性能の向上により買い替えが発生する物です。
定期的な買い替えが発生する事で、継続的に製品を販売、利益を上げることが出来ます。
また、シスコシステムズはネットワーク機器の提供だけでなく、機器を用いたソリューションも提供しています。
近年、情報セキュリティの需要が高まっていますが、シスコシステムズは自社の製品を用い、セキュリティを確保したネットワークの提供も行っています。
ネットワークにセキュリティを合わせる事で更に競争力を強化しています。
デファクトスタンダードとなり、ハード面・ソフト面からの営業を書けているシスコシステムズの牙城を崩す企業は、簡単には現れないでしょう。
終わりに
ワンタップバイにある聞いたことのない会社「シスコシステムズ」のご理解が深まれば幸いです。
投資は自己責任でお願いします。
以上
コメント