「試験の問題で、試験中には分からなかったけど、家に帰ると分かった。」という事はないでしょうか。
私は逆の事が多くて、試験中は解けたのに、家に帰って復習すると解けなかったという事が多いです。
振り返ってみると、試験では普段の自分の実力以上を発揮して来たように思います。
私自身、メンタルが強い訳でもなく、緊張する方なのですが、試験だけは上手く出来てきました。
おかげで京都大学という、入試の難易度が高い大学を入学・卒業できています。
そんな私が、試験本番で自分の実力を発揮するために気を付けていた事を書かせて頂きます。
日々の学習で気を付けていた事
苦手な箇所を放置しない
明確な苦手箇所があると「あの問題が出たら嫌だな~」とネガティブな気持ちになり、緊張し易くなります。
日頃の学習の時に、弱点を潰せていれば、ネガティブな感情を少なく出来ます。
出来るだけ実力で解く
問題を解くときには、最初は教科書等は見ずに自分の実力だけで解くようにしていました。
本番の試験でも、教科書等は見れません。何も見ずに解くという事に慣れる練習です。
ただし、公式・用語等で思い出せない物は、ちらちら見ていました。
解説を読むのは一番最後にして、なるべく自分の記憶・思考を使う練習をしていました。
※ドラゴン桜では、分からなければ直ぐに解答を観て暗記しろ、とありました。
京大は東大に比べて奇問が多いという違いや、個人的な差もあるのかと思っています。
また、私は試験では本番での閃きに懸けるタイプだったので、上記の様な勉強法をとりました。
メンタル的な部分で日頃から気を付けていた事
本番の何週間・何カ月も前から緊張・心配しておく
当日緊張するのではなく、何カ月も前から「出来なかったらどうしよう」等の心配をするタイプでした。
日々、ちょっとした危機感を持っておけば、勉強のモチベーションにもなり、本番になる頃には心配し尽して特別に緊張することはありませんでした。
本番では寧ろ、やっと解放されるという気持ちです。
自分の心の中にあるネガティブな部分に蓋をするのではなく、どうすればネガティブな部分を解決できるかを考える様にしていました。
メンタリストのDaiGoさんも、「根拠のないプラス思考を持つと、準備を怠るようになってしまう」と言われています。
ルーティーンを作っていた
集中状態に入るための予備動作をルーティーンと呼び、スポーツでは積極的に取り入れられています。
ラグビーの五郎丸選手がキックをする前の動作や、イチローが打席でバットを構えるまでの動作がルーティーンの代表例です。
私は、試験で本気を出すときの姿勢を決めていて、普段から同じ姿勢をとる様にしています。
具体的には、ちゃんと両足をそろえて座った状態から、10cm位、右足を後ろに引き、左足を前に出す癖を付けています。
イメージとしては、中距離のダッシュをするフォームです。
ごく簡単な動作であり、ほんの気休め程度ですが、日頃から「俺はこの姿勢をとったら集中する」と自分に言い聞かせて、自己暗示の様なものをかけていました。
試験直前に気を付けていた事
前日に脳を試験用にチューニングする
前日の晩に解けなかった数学の問題が、翌朝起きたら解けた、という話をしばしば聞きます。
それは、寝ている間に脳内で情報が整理されるからだそうです。
この性質を利用して、試験の前日には、自分が一番点数を取りたい科目の勉強をする様にしていました。
睡眠はしっかりとっておく
緊張とはあまり関係ありませんが、試験の前日は7時間半くらい寝る様にしています。
基本的な事ですが、睡眠不足だと思考力を問われる問題で充分に実力を出せないからです。
一夜漬けはしません。
試験会場には余裕を持って到着する
何か試験を受ける時には、集合の30分前くらいには到着する様にしていました。
急いで走ったりすると、心拍数も上がってしまい、落ち着いた状態では試験に臨めません。
試験直前は公式・用語の復習で頭をいっぱいにする
当日の朝や、会場に入った後は、公式や用語といった暗記物をひたすら行います。
この時に、初めて見る用語があると逆に焦って緊張するので、事前にしっかり勉強しておくのも大事です。
暗記は作業なので、慣れれば無心で行えます。無心で行えるので緊張等を和らげる事が出来ます。
正直、頭には入って来ませんが、念仏みたいな物だと思って詰め込んでいます。
おわりに
今回、私の学歴を書かせて頂きましたが、他の記事を読むと大したこと無い京大卒である事がバレるので、絶対に不必要に当ブロブ内を探索しないで下さい。
誤字、脱字、文のねじれ、論点がおかしい等色々あるかと思いますが、ブログの記事は採点対象にはならないため、ご容赦願います。
以上
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