私はこうした!資格試験に受かる気がしない…そんな状況を打破した1冊の本

「資格試験の勉強をしているけれど、合格する気がしない…」その気持ち、分かります!

 

私はSEとして働きながら、IT系の高難度の国家資格を3つ取得しました。

ですが、資格を受け始めた頃は、中級レベルの試験で不合格になることもありました。

 

試験の1カ月くらい前になって、全然実力が付いておらず、諦めてしまうこともありました。

そんな私が、なぜ高難度の資格に合格できるようになったか、秘訣を紹介させて頂きます。

 

 

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1冊の本に影響を受けました

私が影響を受けたのは、京セラやKDDIの創業者である稲盛和夫氏の書かれた、以下の本です。

 

この本を読んだきっかけは、自己啓発本としてかなり売れている本と聞いていたので、どんな内容か気になったから、という気軽なものでした。

本書の内容には、一部、首をかしげる所もありましたが、なかなかに気合いの入ることが書かれていました。

その中でも、最も記憶に残った箇所を紹介します。

願望を成就につなげるためには、並に思ったのではダメです。

「すさまじく思う」ことが大切。漠然と「そうできればいいな」と思う生半可なレベルではなく、強烈な願望として、寝ても覚めても四六時中そのことを思いつづけ、考え抜く。

頭のてっぺんからつま先まで全身をその思いでいっぱいにして、切れば血の代わりに「思い」が流れる。

それほどまでにひたむきに、強く一筋に思うこと。

そのことが、物事を成就させる原動力となるのです。

 

私はこの文章を読んで資格の勉強を始める前に、「自分は本当にこの資格に合格したいのか?」と何度も自問し、潜在意識に欲求として叩き込むことから始めるようにしました。

それまでは、「少ない労力で合格出来ればいいな~」という気持ちでしたが、「多少の犠牲を払ってでも合格したい!」と気持ちを固めて勉強に取り組むようになりました。

 

 

気持ちが変われば行動も変わる

本気で合格したいと思うことで、勉強に関して具体的には、以下の変化がありました。

  • 自分の苦手分野を克服するために、その分野の良書はお金を惜しまずに買った
  • 過去問演習等の、実践形式の演習は悪い点をとるのが嫌で避けていたが、勉強の早い段階から実施して、実力を定量的に認識するようになった

 

今までは、心の奥で「楽して受かりたい」「わざわざ関連書籍まで買って勉強することもないか」「本気でやって不合格になるのが怖い」という思いがありました。

 

心理学に「セルフハンディキャッピング」という考えがあるそうです。

これは、試験などに敢えて本気で取り組まないことで、自己を弁護する心理だそうです。

もし、本気で取り組んで駄目だった場合には、自分には能力が無いという現実を突きつけられてしまいます。

それが嫌なので、わざと本気を出さずに、「本気でやっていれば合格できた」と言い逃れの余地を残したがるという心理です。

 

これまでの私には、そうした心理的な弱さがあったのですが、「本気で合格したい!」と強く思うことで、セルフハンディキャッピングに陥らずに済むようになりました。

 

 

おわりに

私が保有している資格は社内でも多い方であり、試験勉強に関しては人一倍経験があるつもりです。

その経験からだと、試験の直前で点と点が繋がるような、今まで勉強したことが有機的に繋がるようなことが多くありました。

この記事を読まれた方が、ご自身で納得のいく結果を手にすることが出来ることをお祈り申し上げます。

 

 

ご参考になりましたら幸いです。

以上

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