ロングセラーを3冊紹介!ビジネスに使える文章力が身に付くオススメの本

本記事は「文章力を身に付けて仕事で活かしたい」という人に向けた記事です。

多くの文章力に関する本の中から、長年に渡って読まれ続けている名著だけを、そのポイントと共に紹介します。

 

私はシステムエンジニアとして11年働いています。

実はシステムエンジニアには文章力が必須です。というのも、プログラムと同じ位、メール・報告書・設計書といった文章を書くことが多いからです。

入社当時は書くことが苦手でかなり苦労しましたが、今では会社から求められる程度には書けるようになりました。

 

文章力は沢山書けば身に付くというものではありません。

本記事では、

  • 効率的に文章力を鍛えられる本
  • 文章力を上げながら仕事もできるようになる本

を紹介します。

 

 

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文章力を鍛える本で良書と呼ばれる3冊

文章力を鍛えるための本としてお勧めしたいのは次の3冊です。

各書籍を通じて、どんなことが学べるかポイントを説明します。

 

 

初心者は必ず押さえておきたい、書く前にやるべきこと

先ずは文章力について、最も基本となる内容に絞って解説している本を紹介します。

ライティングの上達はレポートを書いた回数に比例するのではなく、「考えるプロセス」をどれだけこなしたかに比例します。

 

本書では、文章の書き方そのものよりも、書く前段階での思考の整理術について詳しく書かれています。

分かり難い文章というのは書き方そのものではなく、主張が明確ではなく何を言いたいのか分からない場合が多いです。

 

本書では、文章を書き始める前に以下の作業が必要であると書かれています。

  • これから書く文章を通じて説明したい事(主題)を定める
  • 主題に説得力を持たせるための、根拠・例を洗い出す
  • 洗い出した根拠・例をグループ化する

この思考プロセスを繰り返すことが、効率的に文章力を鍛えるために重要とされています。

端的に言うと、「論理的な文章」というのをどうすれば書けるかを説明してくれています。

 

本書を通じて、論理的な思考の整理術+文章の書き方 を学ぶことができます。

非常に読みやすく分かりやすい本であるため、普段あまり本を読まないという人にもお勧めできます。

 

 

漫画版アリ・新入社員のときに勧められたという声が多数ある本

本書は「新入社員の頃に上司に勧められた」「研究室で教授に勧められた」といった声が多数ある、文章力の本として広く読まれている本です。

 

私を含め多くの人が本書の中で特に役立ったとしているのが、事実と意見の書き分けについてです。

仕事の文章をかくときには、事実と意見(判断)との区別を明確にすることがとくに重要である。これは、何でもなさそうにみえるが実はそれほど容易なことではない。

人を論破したい人が多用する「それってあなたの感想ですよね」というのも、事実と意見(判断)の区別にあたります。

私は、事実と意見(判断)の区別は論破ではなく、文章を書く際の思考の整理にこそ有用だと考えています。

 

報告書を書く際に注意したいのが、こういう現象が起きているなら、常識的に考えてこういう事が起こっているのだろうという推論を事実として書いてしまうことです。

推論が誤っていた場合、その報告書を基に考えた仕事のプランが無駄になってしまいます。

 

仕事ができる人の特徴の一つに、ポイントを押さえた仕事をし、無駄なことは極力やらないということがあります。

分かりやすい報告書を書くためだけでなく、仕事ができる人になるためにも、事実と意見の識別・書き分けについて勉強することをお勧めします。

 

本書には概要を解説した漫画版もあります。概要だけ簡単に押さえたい場合は漫画版もお勧めです。

 

 

推敲に特化した本

書いた文章について人からの指摘を少しでも減らしたい、そんな場合にお勧めしたい本です。

タイトルに「数学」とありますが、数式とは関係なく、文章全般(論文・Webページ・レポート・書籍など)にも使える内容になっています。

 

文章の書き方について習うことはあっても、推敲の仕方について習う機会は少ないのではないでしょうか。

このため、推敲したとしても、誤字脱字チェックや自分の感覚に頼った推敲で終わる人が多いのではないでしょうか。

本書は、推敲する上での心構えから、注意して使うべき語句の解説など、推敲について大枠から細部までを教えてくれます。

 

紹介されている推敲の技法は、言われてみれば当たり前という内容が多いです

例えば、“「基本的には」「ある意味では」「など」という言葉は、つい使ってしまいがちだが、読者に他の場合があることを連想させるため、必要無い場合に使うべきではない。” といったことです。

ただし、自己を振り返って、推敲するときにそれらを全て考慮出来ているかと言われれば、自信がありませんでした。

本書の巻末には、本書の内容を要約したチェックリストがあります。このチェックリストを基に推敲すれば、分かり易い文章にするための基本的なルールは一通り押さえることができます。

 

余談ですが、著者の結城浩さんは「数学ガール」「暗号技術入門」など理工系のベストセラーを何冊も書かれており、その推敲技術には説得力があります。

 

 

おわりに

文章力とは、スポーツの様に正しいフォーム(型)を身に付けさえすれば、誰でも上達することができます。

そのためには、闇雲に沢山書くのではなく、分かり易い文章を書く技術を知り、それを繰り返して練習するのが効果的です。

 

私も以前は文章を書くのが苦手で、嫌で仕方ありませんでしたが、その原因は自分の感覚に頼っていたからでした。

分かり易い文章の書き方を意識して何度も文章を書いているうちに、少なくとも、苦手意識は克服できました。

特に、システムエンジニアの様に理系出身の方は、文章に対して苦手意識がある人が多いため、文章力があるとそれだけで周囲と差別化になります。

このため、文章力はお勧めしたいスキルの1つです。

 

 

ご参考になりましたら幸いです。

以上

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