「株に興味はあるけど、倒産とか暴落とか怖い…」そう思っていませんか?
私は投資歴はまだ2年程ですが、一昔前には「ライブドアショック」「リーマンショック」等があり、株コワイ!と思っていました。
本記事では、「株コワイ!」と思っていた私に「これなら私も出来そう!」と思わせてくれた書籍を紹介します。
貯金しているだけで満足ですか?
私の会社は残業が多いです。有難いことに残業代はきっちり出ます。
ただ、酷い時期は、家には寝に帰るだけ、休日出勤も当たり前という時もありました。
精神はすり減りつつも、口座の貯金残高は着実に増えていました。
でも、そんな通帳を見ても何か物足りなく、何かむなしかったです。
私が投資をするきっかけになった書籍
そんな背景もあり、なんとなく投資に興味が湧いていました。そうして、私が最初に読んだ本がこれです。
もしかしたら、「ほったらかし投資術」というネーミングに引かれて「自分にもできるかも」そう思いました。
インデックスとは何?
この本ではインデックス投資の方法が書かれています。
「何をいきなり難しい横文字使っとんねん!」と思った方、ちょっとお待ちを。簡単に説明します。
「インデックス」とは簡単に言うと「株の福袋」みたいな物です。
インデックスには幾つか種類があります。
例えば、日経平均のインデックスなら「日本企業を代表する大型225社の株価の平均」になります。
ユニクロやソフトバンクなど日本を代表する企業の株をちょっとずつ集めて商品にするイメージです。
買い方は、証券口座を開いて、日経平均インデックスを1万円分購入という風に買います。
自分の好きな金額分を購入する事が出来ます。
福袋的に買うので、一社が倒産したとしても、影響はごくわずかで済みます。
インデックス投資とは何?
インデックス投資では、積立貯金のような感じで、例えば日経平均のインデックスをひたすらに買い続けます。
勿論、不況で買っていたインデックスが値下がりする可能性もあります。
ただ逆に考えると、値下がりしたら今度は逆に安く買えるというメリットを受けることが出来ます。
一度にまとめて購入すると、値下がりしたらただ損をしただけになりますが、定期的に購入していくことで、値下がりしたら安く買えるメリットを受けられます。
このような買い方をドルコスト法と呼びます。
ドルコスト法とは何?
ドルコスト法について例を使って簡単に説明します。
仮定の値動きに対して、2回に分けてドルを買って、その後に円に換金することを考えます。
①1回目の購入
1ドル=100円 で 1ドル(100円分)を購入
この時点での資産:1ドル(100円)
②2回目の購入
1ドル=50円 で 2ドル(100円分)を購入
この時点での資産:3ドル(150円)
③3回目の時点
1ドル=75円 で資産を全てドルから円に換える
3ドル = 225円 投資した金額は200円なので25円の利益が出ました。
100円→50円→75円と、最初の100円からは値下がりしているのにトータルで見ると利益が出ています。
ドルコスト法の有効さが伝わったでしょうか?
インデックス投資はなぜ儲かる?
確実に儲かるとは言い切れませんが、株価というのは会社が成長すれば上がります。
インデックス投資では、広く経済全体に投資する事ができます。
世界中で人々が働き、経済の発展に貢献しています。
そうすると、経済全体が発展していくので、経済全体に投資しているインデックス投資は利益を上げる事ができます。
インデックス投資のまとめ
インデックス投資の方法をまとめると以下になります。
・タネ銭を用意する(安定した収入から積立てても良い)
・毎月決まった金額でインデックスを積み立て購入する
この2つだけです。
リーマンショック前からインデックス投資をやってこられた方の中には数千万円の利益を上げた人もいます。
とてもシンプルな手法であったため、これなら出来るかも、と思ったのが私の投資生活のスタートでした。
余談:投資信託はアクティブ型ではなくインデックス型にするべき!
インデックス投資によく似たものにアクティブ型の投資信託があります。
投資信託に預ければお金が増えると思っていませんか?
特に銀行などの窓口でお勧めされるものは、投資信託の手数料に銀行マンや証券マンの高い給料が含まれているものが多いです。
インデックス型の手数料は購入金額の0.5%程度であるのに対し、アクティブ型の投資信託は3%程度になる物もザラです。
また、インデックス型の投資信託の違いとして、アクティブ型の投資信託は投資家が有望そうな銘柄を自分で選んで組み替えながら運用しています。
ここで利益が出れば良いのですが、8割程度の投資家はほとんど利益を出せていないのが実情です。
高い手数料を払う割に、結果が出ないのがアクティブ型の投資信託です。だったら、インデックスにしておいた方が良いです。
ご参考になりましたら幸いです。
以上
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