曇りの日はなんだかやる気が出ない…
曇ってる日や雨の日ってなんだかテンションが上がらない。そんな人は多いのではないでしょうか。
気分的な問題だけでなく、生理学的にも原因があります。
曇りの日にやる気が出ない原因
人間の体は日光を浴びる事でセロトニンというホルモンが分泌されます。
このセロトニンは、幸福ホルモンとも呼ばれているもので、気分に良い影響を与える物質とされています。
曇りの日などは十分に日光を浴びる事が出来ず、セロトニンを十分に分泌できないため、晴れの日に比べるとやる気がでないと感じてしまいます。
「やる気がでない」も度が進むと問題
気分が上がらないくらいくらい気合で何とかしろ!と思われるかもしれませんが、程度によっては病気になってしまいます。
冬季の日照時間が短くなる時期に発症する「冬季うつ病」というものもあります。特にヨーロッパ等の地域の冬の日射量が少ない地域で多い症状です。
日光は我々の精神を健康に保つ役割も果たしてくれています。
蛍光灯の明るさは暗い
休日はずっと部屋の中にいるという方も十分に日光を浴びられていない可能性が高いです。
蛍光灯などの明るさでは太陽の1/100にも満たないため、日光浴の効果を得られません。
部屋の中から外に出ると、「まぶしいっ」と感じたことがあるかと思います。
蛍光灯と太陽の光の差が大きいため、目が急には対応できない事による現象であり、蛍光灯と太陽光は明るさが全く違うという事です。
屋内で日光浴する方法はないのか?
太陽光を浴びた方が良いといっても、曇りの日を晴れにする事はできません。
自然の光は無理ですが、人工的に太陽光に近い明るさを作る事はでき、そうした商品もあるので紹介させて頂きます。
ブライトライトME+
日照時間が短い地域などで発生する「冬季うつ病」の治療には太陽光の代用として、人工的に作り出す明かりを用いる「高照度光療法」という方法があります。
この照明は高照度光療法にも使用されます。大き目のサイズで、少し場所をとりますが、本格的に強い光を浴びたい場合には適しています。
inti
こちらは音ではなく、光で目覚めさせる目覚まし時計です。実際に購入しましたが、蛍光灯などに比べるとからなり明るいです。サイズもコンパクトなので部屋に置きやすいです。
私の住んでいる部屋は1Kの賃貸と手狭なため、intiを購入しました。
inti SQUAREを使用した感想
明るさ・機能について
コンパクトでも明るさは充分です。本当に太陽光に近い明るさがあり、直視すると目がくらみます。
また、目覚ましとしてだけでなく、ボタンを押すと30分間高照度を浴びせるモードがあるため、起床後にも使う事ができます。
勉強中の利用もお勧めです
自宅で勉強する際など、曇っている日は気分が乗らない事が多くありました。そうした日はintiを机の上に置いて光を浴びながら勉強するようにしています。
暗い部屋で勉強するのと、十分に明るい部屋で勉強するのとでは、気分が変わります。
朝日を浴びると体内時計がリセットされると言いますが、薄暗い部屋のなかにずっといると、時間の感覚が狂う感じがします。
強い光を浴びていると、なんとなく「今は寝る時間ではなく、活動する時間である」と体も感じてくれる様です。
本当に必要だったか?
日当たりの良い部屋であったとしても、冬場は日の出の時間が遅かったり、季節によっては日光を浴びにくい時期もあります。
人間なので調子の良い時や悪い時もあるのが普通ですが、現代の社会では、時季や天候によらず一定の成果を出す事を求められます。
そのためには、文明の利器を使った方がよい場合もあります。
無いと絶対に無理という事はありませんが、「曇っている日はなんだか調子がでない」とお悩みの方は、高照度の照明器具を使われてみる事をお勧めします。
追記、現在は↓で紹介する物を使っています。
ご参考になりましたら幸いです。
以上
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