受かる気しなかった応用情報処理試験に合格!【勉強時間や学習方法等の紹介】

私(非情報系出身のSE)が応用情報処理試験に合格した際の勉強法について、読者の方へのご参考までに記述します。

ネット界隈では、数日の勉強で合格された方もいらっしゃるようですが、合格率30%以下の難しい試験であり、対策をした上で受験される事をお勧めします。

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参考までに:私のスペックなど

私のスペック(2015年の受験時)

・大学は土木系を専攻し、某ソフトウエア会社に就職
・基本情報は取得済み(2010年に取得)
・2011年に応用情報を一度受験するも不合格(午後試験で不合格)
・非情報系出身のため、ネットワーク、データベース等の知識は皆無

受験のきっかけ

一度不合格になってからは合格出来るイメージが全く持てず、断念していました。

その後、職場の先輩が合格したのを見て、2015年に再度受験しました。

応用情報の合格率のカラクリ

合格率は20%。でも実は50%

応用情報は午前・午後共に60点以上得点すれば合格出来ます。

なお、午前が60点未満の場合は、午後試験は採点されません。

平成27年春の情報ですが、午前・午後の各試験の合格率、全体での合格率は以下の通りです。

区分 受験者数(人) 合格者数(人) 各試験の合格率(%)
午前試験 30137 12495 41.5
午後試験 12495 5969 47.8
全体 30137 5969 19.8

午前試験で約半数が不合格になり、午後でさらに半数が不合格になっています。

全体で見ると合格率は20%程度ですが、午前は過去問からの流用・転用がほとんどであり対策をすれば6割以上取るのは難しくないです。

午前試験さえ通過すれば、午後は約50%の確率で合格出来ています。

午前試験はマーク式なので、実力不足なのを運で通過した人もいるでしょう。

つまり、ちゃんと対策した人の合格率は50%以上であると言えます。

学習開始時期

開始時期

2015年の2月頭(試験の約2か月半前)からです。

急に受けようと思ったため、申し込み開始期間からしばらくたってからの勉強開始でした。

出来れば3か月は欲しいです

4年前に一度勉強していたため、多少は貯金がありましたが、基本情報取得後からだと、少なくとも3か月前からの勉強開始が無難だと思います。

また、申し込みが遅いと自宅から遠い会場にされる可能性が高くなるので、早めに申し込むのが良いです。

不合格と合格時の勉強法について

不合格時の失敗だった勉強法

初回は、じっくりテキストを読んで実力を付けてから、問題に取り組む考えでしたが、失敗だったと思います。

応用情報は学習範囲が広く、じっくりテキストを読んで理解するにはかなりの時間がかかります。

このため、実践演習の時間を十分に確保できませんでした。

合格するためには過去問演習が一番

勉強は過去問による実践形式での勉強が最も効率的です

特に午前問題は7,8割方が過去問からの出題であるため、過去問をしっかり学習すれば十分に合格ラインに到達できます。

過去問演習では最初は30点代でした

最初は全然出来なくても(30点代でも)当たり前。

単純に考えると60点で合格なので、30点な合格ラインの半分も出来たと言えます!

そう考えると、出来そうな気がしませんか?

勉強のマイルストン

ざっくりですが、以下の目標を立てました。
2月中:午前問題で7割得点できることを目標
3月中:午後問題で6割得点できることを目標
4月中:午後問題で7割得点できることを目標

午前、午後共に7割を目標としたのは、
少々のアンラッキーがあっても合格するためです。

最初に午前対策を実施したのは、午前の学習を通じて基礎知識を身に付けてから、午後対策を行うためです。

勉強時間

1日の平均的な勉強時間

平均すると1日1時間と少しです。これを2カ月半続けました。

平日は通勤時間、会社でのお昼休みでだいたい30分位、帰宅後に30分位です。

残業もしつつだったので、時間・体力が厳しかったです。

なので、通勤時間や昼休憩等の隙間時間も大事に勉強にあてました。

休日は2~3時間位していました。

勉強時間の合計

2月から始めましたが、4月の頭一週間程は風邪で辛かったため、ほとんど勉強できませんでした。

学習時間を合計すると100時間程度です。

午前対策で行ったこと

午前対策として行ったことは以下の5つです。
・参考書を読む
・過去問道場で過去問を解く
・問題集で過去問を解く
・情報理論の一部は捨てた
・計算問題は捨てない

それぞれについて、以下でもう少し詳しく書きます。

参考書を読む

この参考書をメインに使っていました。

ただ、勉強の中心は過去問演習であり、この参考書は電車等の隙間時間で読み進める様にしていました。

過去問演習だとどうしても知識が断片的になってしまうので、参考書を一通り読んでおくと知識の整理に役立ちます。

過去問道場で過去問を解く

過去問道場はネット上で応用情報の午前問題の演習が出来るサイトです。

下記のサイトです。
http://www.ap-siken.com/apkakomon.php

会社の昼休み等に問題演習をするために使っていました。

無料で使用できるうえ、解説もちゃんとあります。

エクセルで正誤表を作り、自分の得点の推移、年度ごとに何点だったかを記録しておくと、成長の実感や復讐の際に役立ちます。

問題集で過去問を解く

自宅で問題演習をするときは、紙の参考書を使っていました。

理由は、PCやスマホでの問題演習だとついSNSのページを開いたりしてしまうからです。

勉強に集中するために、紙の参考書を買って解いていました。

情報理論の一部は捨てた

一応、一通り学習した上でですが、情報理論の中で記号を用いた表記(BNF)等はあまりよく理解が出来ず、本番では当たればラッキー位の感じで臨みました。

6割正解出来れば良いので、他で得点出来る自信があるなら、一部分は捨てても合格出来ます。

計算問題は捨てない

「一部は捨てても合格出来る」と書くと、計算問題を捨ててかかる人が出そうな気がしています。

(バイトですが、塾で複数の生徒を見ていた経験から、そんな気がしています。)

近年の情報処理試験の傾向として、「暗記」よりも「考えて答えを導く」ことを重視した問題が増えています。

実際に、計算問題の割合も増えてきているため、計算問題の演習も行うべきです。

解答者の写真
6割とは言いましたが出来れば7割以上は確実にとれる様にしたいです。
午後のために集中力を温存しつつ、午前を通過できる実力が欲しいです。

午後対策で行ったこと

私が午後対策で行ったことは以下です。
・選択分野の決定
・過去問演習

それぞれについて、以下で詳しく書きます。

選択分野の決定

応用情報の午後は11題が出題され、その中から必須選択1題と自由選択4題を解答します。

逆に言うと、午後は6分野については勉強しなくても合格することが出来ます。

出題される分野、どれを選択するべきかは下記のページに詳しく書かせて頂きました。

過去問演習

応用情報は基本情報よりは高レベルで、高度情報よりは低レベルな試験とされています。

ただし、レベルとしては高度情報により近く、基本情報の午後レベルの想定ではまず合格出来ません。

このため、午後の問題演習をしっかりと行っておく事をお勧めします。

やったのは過去問だけです。一応、各分野で最低1題ずつ解いて得意/不得意を確認しました。

その上で、選択すると決めた分野の↓の問題集に掲載されている問題を一通り解きました。

解いてみると難しく感じるかもしれませんが、上で書いた通り、午後試験を受けた人の上位約50%に入れば合格出来ます!

十分に合格する見込みのある試験なので、試験前日まで投げ出さずに取り組めば合格することは十分に可能です。

結果

冒頭でも述べましたが、合格しました。

自己採点では午後はボーダーギリギリでしたが、得点調整があったと推測しています。

その他、使用した参考書等は別途まとめています。宜しければご参考にして下さい。

その他

平日夜の眠気対策

平日は会社から帰宅してから勉強する事が多かったのですが、仕事で疲れて眠い事も多かったです。

そんな時はカフェインレスコーヒーを飲んで、苦みで目を覚ましていました。

コーヒーを飲んだ直後に目が覚めた気がするのは、コーヒーの苦みによるものです。

カフェインによる覚醒効果は30分後からです。つまりは、カフェインレスのコーヒーでもある程度の覚醒効果が期待できます。

普通のコーヒーを夕方に飲むと、夜になっても血液中にカフェインが残ってしまい、睡眠の質が下がってしまいます。

睡眠をしっかりとることで集中して勉強できます。

休日の気分転換

休日に1日中勉強するのは効率も下がるので、合間に筋トレもしてました。

おわりに

試験直前になっても午後の得点がなかなか伸びず、合格できるかかなり心配でした。

直前まで、午後試験の分野選択は悩みましたし、演習を続けました。

今では高度情報をいくつか持っていますが、応用情報は広範囲をそれなりに深く勉強する必要があり、決して易しい試験では無かったと感じています。

応用情報の試験は大学生らしき人も多く受けているので、アラサーの私は少し肩身が狭かったです。

受験される方は一歳でも若いうちに合格されることをお勧めします。

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