必要な順に紹介!応用情報技術者試験におすすめの参考書・テキスト|2021年版

応用情報技術者試験の参考書ってどれも高いので、できれば本当に使える参考書だけで済ませたいですよね。

このページを読めば応用情報技術者試験について

  • 試験の概要
  • 合格するために最低限必要と考える3冊(教科書1冊と問題集2冊)
  • 弱点補強に使える参考書と問題集3冊
  • 参考書についてよくある質問

が分かります。

 

本記事の著者は、

  • 勤続11年目のシステムエンジニア
  • 保有資格:基本情報技術者、応用情報技術者、情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、プロジェクトマネージャー、画像処理エンジニア検定エキスパート
  • 勤務先では情報処理技術者試験の試験対策講座を実施している

という経歴を持っており、本記事を書くのにうってつけの人物と自称させて頂きます。

 

 

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試験の特徴から考える対策

試験の特徴

  • 午前試験(マーク式)、午後試験(記述式)の2部制
  • 午前・午後、どちらも60点以上で合格(片方が59点なら、もう片方が100点でも不合格)
  • 午前は過去問からの流用が多い(7割程度はそのままか、形を変えて出てくる)
  • 午後は11題の中から、1題(情報セキュリティ問題)は必須で、後は4題を自由に選択する(ネットワーク、データベース、プロジェクトマネジメント等の10題から選択する)

 

ヤワラ
ヤワラ

つまり、午前対策としては広い知識午後対策としては応用的な問題への対応力が必要です。

 

応用情報技術者試験の特徴からお勧めする、王道の対策

お勧めする対策を図解化したものが下記です。

  • 先ずは教科書を読み全体を理解する
  • 午前試験対策として、過去問を中心に対策する
  • 午後試験対策として、過去問を中心に対策する
  • 教科書を繰り返し読み、全体をさらに深く理解する
  • 問題演習を通じて苦手箇所が分かったら、教科書や他の参考書を使って対策する

 

 

厳選するとこの3冊:定番の教科書、午後の問題集

網羅性・分かりやすさ◎のお勧め教科書

紹介しているのは「翔泳社」さんのテキストですが、情報処理技術者試験の対策本を何年も作り続けている信頼できる出版社です。

オススメする理由

amazonでなか見検索をして頂ければ内容を確認出来ますが、私は以下のポイントで本書をお勧めします。

  • 図や表を用いて説明しており視覚的に分かりやすい
  • 各分野毎に出題される内容が基礎的な事から順を追って整理されている
  • 各単元の末尾に過去問が数題掲載されており、知識の確認ができる
  • 試験に出るポイント、間違えやすい箇所が補足事項として記載されている

この1冊を読み込んでおけば知識の整理としては問題ないです。

全くの初心者の方でも先ずは1回この教科書を読む事をお勧めします。

最初の1回目は難しく感じるかもしれませんが、合わせて午前問題を解いたり、2回、3回と本書を読めば、重要なポイントが分かってきます。

ポイントが分かれば、午前を通過する程度の知識量は直ぐに身に付けられます。

いきなり過去問をやる勉強法もありますが、ベースとなる知識が少なすぎると勉強にならないため、まずはこの教科書を1回通り読む事をお勧めします。

ヤワラ
ヤワラ

1回分の過去問も掲載されており、これ1冊で合格を狙うことも可能です!

 

午前試験の対策にお勧めの問題集

  • 午前試験は7割程度は過去問からの転用
  • 午前問題で6割正解できれば、午前試験は合格となる
  • マーク式なので、問題と解答を覚えれば合格点(60点)を取ることは可能
  • 基礎的な知識を問う問題が多いので、午後に比べれば簡単な問題が多い
  • 教科書を軸に勉強しながら、知識の確認として問題演習を行うのがお勧め

 

午前問題の対策本はだいたいどれを買ってもハズレは無いとは思います。

オススメする理由

・過去問が4回分+PDF14回分と豊富であること

午前問題を演習する際に心がけたい事が2つあります。

  1. 基本知識を定着させる事
  2. 過去問を覚える事

午前問題は7割くらいは過去に出題された問題が使い回されています。

また、各分野の基本となる知識をベースに出題されるため、基本知識の定着も兼ねて演習する事をお勧めします。

このため、午前問題はとにかく数をこなす事がお勧めです。経験からは8回分程度を解けば充分と考えます。

 

午後問題の傾向を網羅し、解説も詳しいオススメの問題集

午前問題は過去問とほぼ同じ問題なのに対し、午後問題は毎年違う問題が出題され、なおかつ思考力・読解力を問う問題も出ます

簡単に午後問題の特徴を整理すると以下です。

  • 全11題中、5題を選択する(解答時間は2時間30分)
  • A4で3ページ程度の問題文を読み、設問に解答する(記述形式)
  • 午前問題は過去問からの転用が多いが、午後問題は毎年変わる
  • 午後問題は毎年変わるが、ある程度の系統はある
    • 例:ネットワークなら、通信データ量の計算問題が中心の場合や、通信規約に関する問題が中心の場合など
  • 系統毎に演習するのが効率的

 

この問題集をオススメする理由

  • 「重点対策」の問題集は良質な過去問だけを掲載してくれている
  • 分野毎の出題パターンを押さえられるように選別してくれている

 

「重点対策」は問題の解説の良さもさることながら、系統毎に良問を選別してくれており、この選別に対してだけでもお金を払う価値があります。

年度毎に出題する過去問題集ではなく、厳選された問題を解く事で効率的に実力をアップできます。 

 

ヤワラ
ヤワラ

この問題集は、午後試験用として色々な人が推薦している事もあり、試験直前になると大体売り切れます

 

補強用にお勧めの問題集・セキュリティ、ネットワーク対策など

セキュリティ・ネットワーク問題の対策本

セキュリティ対策に力を入れるべき理由

私は応用情報の合格にはセキュリティの対策が必要だと考えています。

理由はセキュリティが午後問題で必須選択だからです。

必須選択という事は、つまりは全員が解答します。全員とは、セキュリティが得意な人も苦手な人もみんなが解答します。

すると当然ですが、得意な人と苦手な人では点数の開きが大きくなります。

情報処理試験は、合格率はほとんど一定になるように得点の調整がされています。(公式には得点調整がされていると言われていませんが)

つまりは、受験者の上位30%程度の成績の人が合格するので、セキュリティが苦手だとこの上位30%に入るのが遠のいてしまいます。

他の分野なら、自分と相性が悪いと思えば選択を変更することも出来ますが、セキュリティだけはそれが出来ません。

このため、合格を目指すならセキュリティの勉強に重点を置く必要があります。

セキュリティにはネットワーク関係の知識も必要

セキュリティには「ネットワークセキュリティ」の範囲も含まれます。

例えばですが、「IMAP」や「SMTP」について説明が出来るでしょうか?

私はこうしたネットワーク系の知識が乏しく、特に英語の略語がとても苦手でした。

セキュリティ・ネットワークの対策にお勧めする参考書

私は以下の参考書を使って対策をしました。

この参考書をお勧めする理由は以下です。

  • 基本的な用語から丁寧に解説してくれている
  • 1ページないしは2ページをかけ、大きな図を用いて解説してくれるので視覚的に分かりやすい
  • ネットワーク関連が苦手な人でも十分に読みこなせる

amazonで なか見検索 が出来るので、見て頂くと分かりやすさが伝わると思います。

ネットワーク系の勉強を何から始めて良いか分からない、といった私のような初心者でも内容について行く事ができました。

余談ですが、この参考書で基礎を固めたことが、後で高度情報の情報処理安全確保支援士やネットワークスペシャリストを受験する際に役立ちました。

 

 

隙間時間を有効活用できる参考書

情報処理試験の本はどれも分厚く持ち運びには向きません。

通勤中などにも勉強したいという方には以下の参考書をお勧めします。

オススメする理由と使い方

  • コンパクトながら良くまとまっていて、要点の整理をするには丁度良い
  • 午前問題や午後問題も数題掲載されており、問題演習も出来る

仕事をしていると自宅で十分な学習時間を確保することが難しかったため、通勤時や休日に乗る電車の中でも勉強をしていました。

直前期は以下のパターンで勉強していました。

  • 朝・夜の帰宅時:本書を使って勉強する
  • 帰宅後:「重点対策」の問題集で通勤時に勉強したのと同じ範囲の午後問題を演習する

1日に同じ範囲を何度も学習出来たので、記憶の定着も良かったです。

 

分かり難い分野の補強にお勧めのテキスト

以下で紹介する参考書は、とにかく「図」と「図の説明書き」を使って表現しています。

図解化により、難しい箇所もイメージとして理解しやすくなっています。

ただし、図解化している分、見やすくはあるのですが、説明がややくどい部分もあります。

また、試験で問われるポイントが何なのかは特に説明されていないという点もあります。

このため、勉強していて分かり難い所があったら本書を読むといった使い方がお勧めです。

 

 

よくある質問:参考書はいらない?古い参考書の注意点!など

初心者でも参考書・問題集の独学だけで合格できる?

回答は以下です。

  • 初心者でも独学で合格は可能です
  • 私も、ネットワークやデータベース等は知識0からスタートした
  • 応用情報は、実務経験が無いと解けない問題は出ない、奇問もまず出ない
  • 参考書や問題演習を通じた、普通の勉強をすれば普通に合格できる

 

教科書・参考書はいらない?

回答は以下です。

  • 無しで合格するのは難しい
  • 応用情報技術者試験は、午前試験(選択式)と午後試験(記述式)の2つがある
  • 午前試験は8割程度は過去問からの転用なので、午前だけなら合格点(60点)を取ることは難しくない
  • 過去問演習だけだと、特定の問題を解く知識だけしか身に付かず、断片的な知識になるというデメリットがある
  • 午後試験(記述式)の問題は毎年変わるうえ、知識を総合して考える問題が出るため、断片的な知識で対応するのは困難である

 

 

古い参考書で勉強しても良い?

回答は以下です。

  • 不利にはなりますが、可能ではあります
  • 試験自体は6割取れれば合格なので、少し情報が古い程度で不合格にはならない
  • ただし、不合格になった人の再受験では、問題集等を追加で購入して対策することをお勧めします
  • 過去に不合格になった人から勉強の相談を受ける時があるのですが、そんな時は↓の問題集をお勧めしています

 

古い参考書を使うときの注意

1,2年で大きく内容が変わる事はありませんが、以下の事には注意した方が良いです。

  • 応用情報の試験制度の変更(2015年に午後問題の選択の仕方が変わりました)
  • 法律関係の変更(2018年に著作権が改正されました)
  • セキュリティ関係の新しい話を自分で確認する

特に法律関係の改正は定期的にあるので注意が必要です。

影響はたかが数問であるため、余力を持って合格できる人なら古い参考書を使っても問題ありません。

ただ、勉強時間を確保できず、合格ラインのギリギリになりそうな人は、なるべく新しい参考書を使う方が無難です。

 

使い終わった問題集を捨てないで!

応用情報を受験される方の中には、いずれ高度情報を狙っている方も少なくないと思います。

私は高度情報を3つ取得していますが、高度情報の勉強をしている時に、応用情報の問題集を捨ててしまった事を後悔しました。

というのは、応用情報の午後問題は高度受験のウォーミングアップに丁度良いからです。

応用情報は午後84点で合格しましたが、高度の午後問題の過去問を解くと最初は20点くらいしか取れませんでした。

試験勉強は実力に合った問題を解いていく方が効率良いです。

基礎ができてない場合は簡単な問題で実力を固めた方が得点の伸びが良いです。

応用情報の問題集を保管しておけば、高度情報を受ける際の基礎固めに使えるため、売ったり捨てたりしない事をお勧めします。

 

 

番外編:啓発系の本・漫画の紹介

資格でのキャリア形成について

応用情報処理に直接関係はしませんが、以下の記事にて情報処理試験を受験していく事でキャリアを形成された方の書籍を紹介させて頂いています。

モチベーションのアップのため、キャリア形成のご参考にどうぞ。

書評【“ワイ流”SE人生 成功の仕方】資格を使ったキャリアプランの作成
情報処理試験を本当に活用出来ていますか? ネット上などでは「情報処理資格を持っていても大して評価されない」と批評されます。私も取得はしていますが、この意見には概ね同意します。 社内で仕事が出来る人は資格を持ってない 私の勤め先の場...

ミュージシャンから30代でSEになり、高度情報を全部制覇して、企業したバイタリティあふれる方の本です。

 

気分転換にセキュリティの漫画のお勧め

情報セキュリティは午後の必須選択だけれども、全く興味が無い、という方もいるかと思います。

そんな方には、気分転換と興味・関心を持つ意味で、情報セキュリティの漫画をお勧めします。

ガッツリ勉強というよりは、情報セキュリティをテーマにしつつ、楽しめるストーリーになっています。

試験対策には不十分ですが、気分転換を兼ねて読むなら良いと考えます。

 

勉強にも使える漫画の紹介

別記事で、IT系の知識を身に付けられる漫画についてまとめました。

正式な試験対策本ではありませんが、ネットワークやITインフラ系の知識を覚えるのに役立ちます!

漫画で勉強!SE・情報処理技術者試験の勉強にオススメ本の紹介!
御質問者様 SEとか情報処理試験とかの勉強になる漫画があれば良いのに… ヤワラ 丁度良い漫画がありますよ! ここ10年程度で、スマホや仮想通貨などIT系の技...

 

おわりに

上で紹介した参考書をやれば大体の方は合格出来るはずです。

私は午前・午後共に8割越えで余裕をもって合格できましたが、試験日ギリギリまで午後の点数が伸びずほぼボーダー位の実力でした。

受験される方も、直前で点数が伸びないからと言って合格を諦めずに、最後まで演習すれば合格出来るのではないかと考えます。

私の勉強方法等は以下の記事にまとめましたので、ご参考にどうぞ。

【合格して初めて分かった】応用情報技術者試験の勉強法、3つのコツ
非情報系の出身ですが、応用情報・高度情報を3つ取得できました!そんな私が応用情報の試験の攻略法を徹底的に分析しました。試験直前でも最低これだけはやって欲しい事、確実に合格したい人向けへのさらなるアプローチについて解説します!

 

 

ご参考になりましたら幸いです。

以上

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